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ママ初心者だけど「余裕があるね」と言われる育児について

MEGANです。元小学校教諭、現在0歳児育児中の限界育休OLです。子育て失敗したくない、子どもを飛躍的に成長させたい、そう願う方向けに元教員としての子育てTIPSをまとめました。

子育てノウハウはたくさんありますが、特に現場で小学校1年生から6年生まで、発達や段階に応じた関わり方を実践し「共通して伝わった」「これはやっておきたい」と思った実践をここに集約します。

過去に人気のあったママ初心者の育児マインドはこちら↓

子育てに悩んでいる方、こどもとの関わり方について悩んでいる方、育児限界界隈のみなさま、これからママパパになるために勉強されているみなさま、ぜひ読んでいただきたいです。


子どもを伸ばす、今この瞬間から。

生後9ヶ月、現在進行形で目まぐるしく変化する我が子が愛おしくて仕方ない今日この頃。今回は、初めての育児ではあるが周りから「すごいね」「育児何年かしてる貫禄ある」とお褒めいただくことが多いのですが、この感じ学校現場と似ている・・・そして誉められる点も共通である、ということがわかりました。

結論から話します。ずばり子どもをよ〜く観察してください。もっともっと知ってほしいです。

子どもはとても面白くて、自分が何をしようかをじっくり考えて行動しています。自分が見たもの、聞いたものから、経験則に従って即実践ができる生き物です。つまり、今この瞬間に感じたことを学んで行動に移すことができるすごい生き物なんです。

我が子は、どんな色が好きで、どんな形のものが好きで、どんな場所、どんな人と関わるのが好きかな。どんな時に感情をむき出しにして、自我をどんなふうに表現するのかな。そうした些細なことを発見してほしいのです。
きっと多くのママパパの方々は「そんなのやってるよ」と思われるかもしれません。しかしもっと、もっと必要なのです。子どもたちの吸収力も、変わりゆく変化も、とっても早くて面白いのです。

私がよく誉められる理由は、誰とでも積極的に関わり、子ども本人に任せることができるからだと考えています。相手に傷をつける、ものを壊す以外の行動は大抵口も手も出さずに遠くから見守っています。(もちろんその子の性格や気質による)

例えば、普段から敢えて「これをされたらしんどいぞ(親が)」という経験をさせるようにしています。それは芝生の上や石の上、川原や浜辺で遊ばせ、時には口に入れようが水が思いっきりかかろうが、危なくない限りは見守り隊に徹します。
芝生のちくちくとした感覚、石を舐めてみたら美味しくないなという感覚、流れてくる水は冷たく、海の水はしょっぱい。浜の砂と、石はどうして違うものなのか。そうした身の回りのものを、できるだけ止めないで触れさせてあげる。
他にも、ティッシュペーパーを無限に出される、離乳食で遊ぶ、自分で掴み食べをしてみる、そうした自分の手が出た瞬間を見守ってあげることが大事だと考えています。
気の知れた友人が遊びに来てくれた際には、基本的に友人に全てを任せて興味の向くまま関わってもらいます。児童館でも、本人と相手が嫌がっていなければ基本的にはそのまま関わってもらう、というように。

ちょっとイラッときた時。こう思うようにしているのですが、「ああ・・・これは発達・・・!」と感動することで怒るなんて気持ちが吹っ飛んでいきます。


今の関わり方が今後どう生きるか

子どもは急に成長する(心身ともに)ことはあれど、急に変わることはありません。ママとパパとの関わり方を一番近くで学び、その関わり方で子どもの世界が構築されていきます。ママとパパとの関わり方が正解で、それ以外は答えを持たないまま生きていくことになるのです。

だからこそママとパパには、子ども本人が悩んだ時にあなた自身を受け止めるよ、という受け皿になってほしいのです。全てをダメと、制限してしまい、本人の意思が隠れてしまった時には、修復するのが大変で社会で関わる人々の狭間で辛い経験をするかも知れません。

だからこそ、たくさん知りに行きましょう。子どもの好きは、満たされた時にたくさん溢れて満足感につながり、自分を肯定されている気持ちを知るきっかけになります。その満たされた気持ちを知っている子は、想像力だけではなく、学び遊び人と関わることへの意欲が高まり、文科省が示す「生きる力」(個人的には抽象的で的を得ていないように感じるのですが!)へと繋がっていきます。

まとめ

余裕のある、子どもを伸ばす子育てとは

①子どもをよ〜く観察し、知ること
②子どもの意思に任せて、見守り隊に徹すること
③子ども自身が満足した感覚を掴めるような声かけや促し(基本的に邪魔せず)
④子どもからの不安、悩みは全力で受け止める

実はこれ、①から④まで実践したら、④からまた①に無限ループしてるんですよね。


子育てに悩まれている方の多くは、自分の余裕のなさ、なのかも知れません。けれど、本当はもっと子育てはゆる〜く、できるときに頑張ればいいのです。死なせない育児、というハッシュタグをTwitterで眺めるのが面白くて個人的には参考にしています。笑



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