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やっぱり自分は男性にはなれないのか…

幾らトランスジェンダーということを表明しても、幾ら男性を装っていても、生物学的に女性ということは変えられない。
自分はそれが悔しくて歯がゆくてもどかしい。

自分がこの身体で生まれてきたことを恨みたい。
胸もある、月経もある、「女性」と呼ばれる身体。

周りから女性として扱われる自分。
シスジェンダーの男性とは、区別されてしまう自分。
女性と言われたときに何も返すことができずただにこにこしている自分。
周りより、自分のことの方が憎い。

学校では男子が近寄ってくれなかった。
女子ばっかりくっついてきた。
異性との関係は恋人と言われてしまうから、自分も男子に喋りかけちゃあまりいけないのかなと思って近付けない。
だから女性でいるのが苦痛で仕方なかった。
トイレも、お風呂も、服装も、男性とはずっと分けられていた。
女性としてしか振る舞えなかった。

性的マイノリティはどこでだって生き辛い。
家でも、学校でも、どこのコミュニティでも。
理解してくれない。気付いてほしいけど、察してくれない。だってみんなわからないから。
自分も言えばいいのに、事実だから変えられないと言って、言わない。偽りの自分を演じる。だから弱いんだって。

性転換手術したいなぁ…。
そうでもしなきゃ、周りが俺のこと男性として見てくれないもん。
でもそんなお金は手元にないし今の自分には勇気もないし。

どうすればいいんだろう、どうにかしたい、でも最適解も見つからない。そう思った一日でした。

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