英語圏文化の起源-世界樹-
英語を使って英語圏の人とコミュニケーションをとる時に、文化起源を知っておくと話題を膨らますことに繋がります。
英語圏特有の文化を考えると、英語が話されている英国とか思いがちかもしれませんが、私は北欧神話も調べることをお勧めしたい。
なぜなら、これは欧米文化の根源となるものだからです。キリスト教以前の世界、主に古代に遡る。
書き出すとキリがないけど、英語の元となるラテン語もここら辺りからの派生のものもありますし、実際の歴史とも繋がる。
それだけじゃない、多くの文学作品やエンタメ、そしてゲーム創作においても多く活かされているのが北欧神話の世界観なんです。
なので、知っていると娯楽も深みが出てもっと楽しくなる。
特に、基礎となるのは「世界樹」いわゆる「宇宙樹」と言われる概念。原語は、“Yggdrasil ”
この世は、この樹が中心という概念です。9つに枝分かれした世界を支えているとされる。
これをそれぞれ調べると、とても面白いことが分かりますし壮大な例えもあるんです。「神」とか言ってるけど、単純に伝聞だったのかなと思えるんですよね。
色んな事が考えられるので、物語ができるのも非常に納得できる。
ある程度教養がある英語圏の人々は、この世界樹の概念が入ったお話を知らず知らずに聞いて育ってきているんですよね。
なので、知っておくと良い。
それにとても学びがあります。
「人」とは「この世」とは答えってあると思いますか?
その答えって実はハッキリしないんですよ。
宇宙はとても広い。
人はとてもちっぽけなので……
どうも二元論的に考えてしまう人が現代はとても増えている。便利になったからかな。
しかし、宇宙原則に従えば分からないことを分からないと捉えないととても変な事。
世界は混沌から生まれ、樹から産み出された生命である巨人が秩序を保った。そして繰り返されている。
だから古い古典を読んだり調べたりして、知恵をつけた方が良い。言語はその中のひとつと捉えた方が良い。
英語はたかが言語でツールと捉えることもできる。しかしその一方で、歴史がのっているものでもある。
そして、使っている人達の歴史や文化も言葉に乗っかっている。
大切なことは、世界中知らないうちに知識を共有し合っているということ。昔からずっと…。そういう事も掴めてくるはずです。
なので、英語を言語としてのみ捉えて単語、表現、文法を覚えるだけで会話できると安易に考えてはちょっとおかしな事になる。
いくら言語としての知識のみを身につけて、同じ言語喋ってても、寛容さがなきゃ互いに分からないですよという話。
これは日本人だけではなく、全ての国の人に言えることではないかと…
使える英語を身につけたければ、英語が生まれた国の歴史にも興味を持った方が通じやすくなります。それがあらゆる場面で、色濃く出ているので理解しやすくなります。
なので、英語圏文化の起源としての世界樹を知ってみるのはすごく良いです。
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エンタメ作品中に、神話的な概念が!
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