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人間そんなに変わらない

英語学習している人は、たまに英語を話そうとすると人格が変わると言う。しかし、それは本当なのだろうか?

私は、英語圏以外の人や英語圏出身者と多く会い英語で話した経験がある。

人は様々で、本当に色々な人がいる。

「英語を話そうとすると、お喋りになりがち。」「性格を明るくしなきゃいけない感じがする。」

こう言う人がたまにいるけど、私には理解できない。私の経験からすれば、人間そんなに変わらないと感じた。

親や育った環境が違うために、様々な人格や性格、そして立ち振る舞いが形成される。そして、コミュニケーションスタイルができていく。

そういった点は、世界中変わらない。

みんな自分なりに試行錯誤して、コミュニケーションの型ができている。

なので、英語を喋る人はこうであると型がある人は、そういうものを多く観たり聞いたり読んだりしてそういう類のものにただ多く触れているだけなんじゃないかなとちょっと思う。

英語で公開されているものは多くある。
英語教材やそれ以外もめちゃくちゃ沢山の種類がある。懸命に学習していたり、世界のものに興味がある人も全ての種類のものに触れていないはずだ。1日は24時間しかないから、触れる種類にも限界がある。

全部分かるわけはない。
これを知っておくことがコツ。

それで英語教材について考えると、推奨されるものは明るくお喋りでオープンな性格の人ばかりが集まるものになりがちだ。

それには理由があり、そういう人物は饒舌であるからその分取り上げやすいからが理由。けれど、実際の世界はみんな性格なんてバラバラで趣味も様々で一定ではない。

コミュニケーションはだからこそ大変だけど、逆に考えればそれが良い所でもある。

そして教材の内容は、専門的でない場合も多い。教材作る人も商売だから、多くに売ろうと思えば母数が多いものにしようとするから当然のことである。

しかし、もしも英語を使いこなし何かしようと思えばそういう薄らとした内容だけでは到底足りなくなってしまう。

言いたいことを自分で頭で組み立てて、そうしてコミュニケーションを取れないと難しくなる。

そして言いたいことは、みんな同じではないはず。

その事実から考えても、

「英語を話そうとすると、お喋りになりがち。」「性格を明るくしなきゃいけない感じがする。」

は、かなり変なことなのだ。

英語圏の人でも全員お喋りではないし、陰気な人もいる。性格は様々。

けれど、分かるだろう。人と円満に会話するには、相手を良く知りなるべく不快感を感じさせない運びができると良い。

それって、こうすれば良い!みたいな正解はないこと。みんなそれなりに苦労しているはず。英語圏の人も同様。日本でも同じだろう。

自分を客観的に見て、相手がいればどうやって接したら良いか場合に応じて対応するための1つの道具として「英語」というものが存在するだけ。

言語はそれ以上でも以下でもない。
コミュニケーションの1つの手段である。

自分に全く必要もない立ち振る舞いを身につけないためにも、教材だけや話題になっているものだけを確認し、これが英語圏の人々だ!と決めつけない方が良い。

人は実際の世界はみんな性格なんてバラバラで趣味も様々で一定ではない。

その点では、何処の国でも人間そんなに変わらない。けれども、工夫してコミュニケーションの形式を探すのだ。

同じようなものばかりみて、視野を狭めるよりも、人は色々人生いろいろとまずは心に置いておいた方が良い。

これは、英語学習でも全く同じことである。

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