見出し画像

エアコンの設定温度

私がオーストラリア、パースの夏を最初に経験したのは12月で暑さが日に日に増してくるような時期でした。(南半球なので季節は日本と逆になる)

そんな日々だったけれども、慣れないいうちはエアコンの設定温度に驚いていた。
日本に比べてわりと低めでも、それは特別な事でないとされていたことだ。常識ってあってないようなものだなと実感。

現地の人にとってはさほどビックリするような設定温度ではないってこと。

それはどのくらいのレベルかといえば、日本だと、25℃とかにしても寒い方で20℃なんかにすれば大騒ぎで寒がる人もいるが、オーストラリアではさほど驚かれないとかそんなレベル。

因みに、私が最初に行った語学学校では設定気温が18℃に設定されていた。

後から知ったことは、18℃設定は割と標準でそんな場所は多くあることだった。

日本人大勢は、寒い寒いと騒いでいる感じ。

けれども、現地人やヨーロッパ人なんかは

えっ!?そんな寒いか??

みたいな反応。

体感温度は、人によって異なっているというのがよく分かった。

因みに、私は理系出身なので精密機械などがある場所はエアコンで低めの一定温度にしているのは良くあることで、割とエアコンが低い温度に設定しているのは慣れていた。

慣れてるので、18度以下でも涼しくて気持ち良いなくらいにしか感じなかった。

それに平熱もそこまで低くないので、お腹が冷えるわけでも震えるわけでもなかった。
なので、割と早めに順応でき低ければエアコンの効きが良いし辛い時間が少ない。良いなあ程度だった。
だから、冷えに困らなくラッキーだったとも言える。

エアコンの設定温度で知っておくと良いのは、主に欧米人は日本人よりも平熱は高いとされているので、彼らにとっては、平均的な日本人にとって寒いと感じるレベルでもそうは感じない可能性も高いということ。

こんなにも場所が変われば、体感温度やそれに伴う快適な設定温度が違う。

人によって暑い寒いの感覚は違うから、そうなって当然かもしれない。

あなたが寒いと感じようとも、誰かはちょうどいい。もしかしたら暑い人さえいるかもしれない。

その逆であなたがちょうどいいと感じても、相手は暑くて暑くて堪らなくて、大変かもしれない。

そういうことだ。

もしも、エアコン設定温度18℃とかが寒いと感じるのなら、私は羽織ものをすすめていた。

多数決では負ける可能性が高いので…。

しかし、要求を伝えることは良いことだ。
こういう時には、英語でなんと言えば良いのか

「エアコンが寒いから、温度を上げてもらえませんか?」(Air conditioner is cool, so could you please raise the temperture?)とも言いたくなるだろうけど、それで良いのだろうか?

直訳だと、ちょっと変な話になる

へ?!だから!?私はちょうどいいんだけど!?

となる可能性もまあ高い。

実際は、頼んでいるんだから

私は、エアコンの温度が寒く感じます。だから、もしよろしければ温度を上げてもらえないでしょうか?」(I feel chilly.So I was wondering if you’d turn down the air conditioner.”)

視点の方が良いだろう。あくまで他の人はどう感じるか不明だから。

私が寒くても周りはどうだか不明で、私の感覚で寒いと感じるから温度を上げてもらいたい訳なんだから。

最初の文みたいに、you を使ってしまうと押し付けられて失礼に感じる人がいないとも限らない。だって、you は I と同じ体感温度でないかもしれないからどっちが正解なんてないのだから。

何を決めつけて上から言ってんの?と思われるかもしれない。

あなたが、とても寒かった時ちょうど暑い国から来ていて寒さ耐性に弱い人がいればもしかしたらエアコンの温度が高くなるかもしれない。
しかし、現在はある程度エアコンは普及してるからそれも望みがあるか分からないその程度のレベルだと思っておいてちょうどいい。

しかも、施設の規定。主に健康上の理由で18℃にしている場所さえあるんだから無理なお願いの場合もあると知っておいて損はない。

私はといえば日本に帰ってきてから、夏は本当にきつい。どこに行っても暑いからだ。室内のエアコンが効いているはずの部屋でさえムシムシがすごくて暑く感じるし汗が出る。

私にとっては慣れてしまって、エアコンの設定温度が低いのは快適の方が多かった。

実際、外が暑い日は風を送る機械自体が温まっているはずだから18℃くらいにすれば効きが良いのになあと願うばかりだ。

オーストラリアは、直射日光がキツイ。18℃設定は良い事もある。あっという間に冷えること。
辛いと感じるまで我慢しないし、その前に冷え切ってしまうので、熱中症リスクが少ない。

快適さに慣れすぎてしまったのだろうか…暑くて堪らないんだ…

少なくとも、熱中症予防にはなるから日本全国のエアコン温度がもっと下がらないかと願ってやまない。

多分、無理だろうけど願うのは自由 笑。

外出するたびに、屋外でも屋内でも暑い暑いと言っている私……。

どこに慣れるかで、体感温度は大きく変わる。

因みに外出すると冬も暑いし汗をかく。
商業施設は暖房がきつくて気分が悪くなる。食品売り場の冷蔵庫のようなものを探し涼みに行く時さえある始末だ。冷凍食品エリアが天国だ 笑。

私にとっての日本は、年中暑いイメージだ。困っている。サウナ入らずだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?