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英語トレーニング履歴

主に英語に関することを書いているこのnote。
なので、英語学習をしている方も読んでくれていると思います。

私は、ずっと英語が使いこなせたら便利だなと思い、完全に慣れるまでは特別意識してトレーニングしてきました。もしかしたら、参考になる人もいるかもしれないので今回はちょっとだけ履歴を書いておきます。

私の時代は、中学校から義務教育で英語が開始されていました。けれど、私の家庭は両親共に洋画を英語音声のままよく観ていたのでなんとなく教材だけでは足りないと分かっていました。「使える」という意味で…

なので、最初は外国から来たELTの先生に自分からネタを探し話しかけたりしていました。

私は学生時代、全く特別でもなく大学までは受験などもあったので特別な英語トレーニングを受けていた訳ではありません。英語の勉強以外で英語に触れていたのは、友人がきっかけで興味を持った洋楽や、家で観た映画程度でした。

特別なことをしようと思ったのは大学入学後。何処か良いスクールがないかと探したものの、1番実用的に高度なものを学べるのは、そもそも資格の高得点の証明や条件のクリアがいることが分かり理系で多忙だった私は諦めました。

大学の講義の合間に、英語での雑談をこなす先生を見つけ学習のコツを聞きに行きました。その方は教養もとてもあり親切で、良い英英辞書を教えてくれたりしました。

そこから英英を主に使うと決め、よほどの時以外は日本語がない辞書を使うことを始めました。

口から出す練習が足りないことを話したら、慣れのためにNHKのラジオが良いと聞いたので、録音し、聞いたら音読の繰り返しを。

慣れるまで何講座か継続しました。

そうこうしているうちに、段々研究や携わっていたプロジェクトなど忙しくなり講座の録音も難しくなりました。遠方に行くことも増えたため、その先生に話しに行くこともできなくなりました。

そんな時、海外出張が多い知り合いが会社の方からすすめられ熱心に取り組んでいる講座があったなと思い出しそれを自分で貯めたヘソクリから捻出。

アルクの1000時間ヒアリングマラソンでした。その他の講座も隙間時間に取り組み始めました。

持ち運べるし、便利だったことが1番の魅力。これは生音声が多く付録も楽しくまあまあ長続き。しかし、睡眠時間を見つけるのも難しい生活が続きだしたのでこれさえも難しくなり断念。金銭的に、全部できないと勿体無いだけなので購読はやめ今までのものの復習だけにシフトしました。

そうこうしているうちに、リスニング力はかなり伸びたのを実感。この間に何年もかかりました。

けれど、これでも喋ることはそこまで流暢ではないということは自覚。

留学のきっかけは飛ばしますが、この時点で英語リスニングは殆ど困らないレベル。言いたいことは言えるレベルでした。

それで分かったことは、大学や専門の英語の聞き取りはとても簡単で、英文法やスペリングは日本の教育の下地で悪くないという事実。現地の大学生でさえ、書けない人や読めない人は多く、苦痛で退学する人は多いという事実も知りました。

なので、真面目にこなしている日本人が英語が苦手になるという理屈はよく分かりません。

私が探した結果見つかった英語が使える日本人は、外国で知的水準がかなり上のレベルの人と向かいあっても遜色がないレベルだったのもそうですが、彼らは自分の時間で地道に積み上げた結果だからです。

それで分かったことは、英語圏の人は聞いている発音の音は聞き取れるし興味のあることや必要なことは話せるのだけど、それ以外の能力は一長一短で人それぞれと知りました。

対し英語圏でないのに、英語が使える人は使うためのトレーニングを自然としていて平均的な日本人はそれが足りていなく、ある意味異質なことをしている感じに見えたであろう私が彼らの中では平均的な人でした。

英語が使えるようになりたい人は、あなたのトレーニング履歴を書き出してみてください。

特に、

声出し
思考のアウトプット
舌の動かし方、息の出し方
英語を英語で考える訓練
英語の音声聞き取り
(教材用でない自然な生音声)

の見直しです。

言語を使えるようになりたければ、これをどれだけ取り組んできたかにかかっている。しかし、

平均的な日本人は圧倒的にこれらのトレーニングが不足しているのが事実。

できる人は、苦労とは思わず日常的に出来るまで上のことを繰り返しこなしているのが世界共通。

他国のできる人と比べれば平均的な日本人との差は、一目瞭然なのです。

最近では、英会話のことばかり言って他の能力や下地を無視している感じもあるのでますますおかしいなという気もします。

全てが最終的にコミュニケーション力に繋がるので……

私は、自分で大学時代から本格的に始め今は色々な経験を経て、使うのには困っていないのだけれど、外に出たら英語を学習し始めた時点で上の取り組みをしてきた人を何人も見つけました。

文法や単語や表現、そしてその分析だけをやっていても、英語トレーニングに時間をあまり使っていなかったら、話せないのは当たり前なのです。

私は、そんなに早くから始めていないのですが英語は使えるようになっているので、トレーニングさえすれば誰でも英語は使えるようになると思っています。

まあ、人によって能力差はあるからどれくらいのレベルまで行くかは別ですが、その人なりには使えるという意味ではそれは正しいはずです。

言語は日本語でさえそんなものですよね。
どれだけトレーニングできたかという話。

今回は、私の英語トレーニング履歴についてと、英語が使える人は習慣的に何をしているかという事を書いてみました。

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