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え!?冬のクリスマス!?

今、9月ですよね。なので、クリスマスになるまではまだ時間があります。

けれど、西オーストラリア州のパースに住んでる時、え!?そんな何度もクリスマスやりたいんか?と思ったことがありました。

中には、年に2回もクリスマスしたい人がいるんです。

12月にもうクリスマスが終わっているのに、7月、8月あたりまでに、またクリスマスの企画をし始めるんです!

それは、なぜなんだろう。
理由は主に2つあると思いました。

まずは、オーストラリアが南半球に位置するということ。
クリスマスの時期は寒くなくて、夏なので雪のクリスマスに憧れを抱く人が一定数いるのです。

そして、もうひとつはそれをチャンスと捉えている層がいることです。交流の場としての役割。
その為か、お店は年々クリスマス用品を置く時期が早まっている。これは、商売としての機会。

街やお店で見かければ、気になる人が一定数いるのかな?と、思いますね。

オーストラリアで、英語圏の出身者にとって特にクリスマスは一大イベント。この時期は、家族が集まる大切な期間となっている。

豪州は移民してきた人が生活している国。その自分ルーツの国から親戚や知人が集まって来る人も多く、そういう意味でも凄く大切な日とされている。集まれない人は手元に残るカードを贈るのが一般的。

9月はまだ時間があると思いきや、滅多に会えない人に会える人達にとっては、きっともうすぐだなぁと思っていることでしょう。

どういうプレゼントを準備しようか?
どんな食事でもてなそうか?
どんな飾り付けで向かい入れようか?

と悩みは絶えません。

かなりのプレッシャーで大変そうな人も多い。

それだけクリスマスの存在感が大きいということの裏返しなのかな。

そんな印象深いイベントが冬にあると聞けば、ホワイトクリスマスへの憧れも相まってどうしても気になってしまう人が一定数はいるんでしょう……。

重要なイベントと捉えている人が多いからこそ、需要があると思い冬のクリスマスを仕掛ける人がいるんだろうなあと思います。

日本では、クリスマスといえばケーキとかチキンを食べるとか、パーティーしようとかそういう感覚の人が多いとは思います。けれど英語圏では、ちょっと違って内輪の重大イベントの側面もある。

ひょっとしたら、ちょっと冬に(7、8月に)クリスマスやってみるか!!というテンションの人と日本のクリスマスの軽い感覚がちょっと似てるのかもしれないな?とちょっと思いました。

クリスマスは、チキンだよね!ケーキだよね!

というテンションで英語圏の人に話しかけても相手はちょっと違う感覚の場合もあって、話が通じない可能性もあると覚えておいた方が良いです。

特に移民が多い国々では、その家庭独自のレシピがあったり恒例なものがそれぞれ違っている。
思い出の味とやらも違うでしょう。

普段自炊しない人でさえ、必死でスーパーに行き食品を買い込んだりする時期でもありました。普段ガラッとしているスーパーも大混雑です。
だからこそ、重大な雰囲気を醸し出す人もいるんですよね。

重すぎて、逆にアンチクリスマス状態になってしまっている人もまあいた。

大多数がクリスマス好きですが、みんなそれぞれ違った感情を抱いている。そして、家ごとに食べるものはまあ違う。

イベント好きかどうかでも、全然変わりそう。

英語圏出身の人と話す機会があったら、クリスマスの事を話してみるのも大きな発見があるかもしれません。
そして、私達には珍しいことではなくても相手にはその逆でかなり珍しい事はありそうに思えます。

世界のクリスマスについて調べてみても、面白いと思います。いろいろ違って良いです。

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