発音記号は重要!カタカナでカントと言ってませんか?
英語を喋っている時に、発音をカタカナに当てればそれで良いと思ってる人は本当にそれで大丈夫ですか?
これでこそ日本人のアクセントだ!
とか言って、アクセントと発音と混同していては自分が言うはずのない言葉をすました感じで言ってるかもしれませんよという話です。
まあ知ってる人は知ってるかも知れませんが、カントとカタカナで言うとヤバいですよという事を話します。
この“カント”はcan’t の事。
えっ!? 何言ってんの!
これ“キャント”じゃないのと思ったそこのあなた!
それも不正解ではないのですが、can’tに無理やりカタカナを当てはめるとイギリス英語ではキャントではなく“カント”となってる場合も多いです。
私はオーストラリアに滞在していたので、このカントを喋るべき場所に住んでいたという訳です。オーストラリアもイギリス連邦に属する国なので。。。
まあ、アメリカ英語も段々と市民権を得てきているので、キャントを使っても良いには良いのだけれど、残念な事にアメリカ英語をよく思わない層もいる訳です。
だから、あからさまに発音の違いが分かるものは出来る限りイギリス英語を心掛けてきました。
恐らく、そう考えて意識している人達も多いと思います。英語圏出身者でない英語話者でも“カント”を使っている人が結構多いんです。
それでね。いつもモヤモヤしてたのが気づかない内に女性器の名前を連呼してる人が多いって事です。
まんこ、まんこって真面目な顔で連呼してる訳です 笑
その度にネーティブスピーカー(イギリス系移民)はめちゃくちゃ渋ーい顔をして何も言いません。それか、よく分かりにくい皮肉をmayとかshallとか使いながら言う。
想像しているだけだと、かなり面白いし笑ってしまいそうだと思いますが、その場に居合わせると、かなり異様な雰囲気なんですよ。
まあ、当たり前と言っちゃ当たり前。
カントはニュアンスによって変わる時もあるのはあるが、(弄ったりとか)一般的には使われる際はあまり良くない場面の方が多い。
女性を罵ったりする時にその感情を込めて使ったり、見下している場合に使う事が多いのが“カント”となってます。
だから親しく無い人に、“カント”なんて言うとまあ攻撃してるのと同じなんです。
何度もcan’tの発音を間違えてる人に遭遇し、
それはま×この意味だからやめたほうが良いよ
と教えようと思った事か。
でも当たり前に、変な雰囲気が流れるとそれも言えず
「今言ったのcan’tって事だよね!」
と笑いを堪えながら言う私。
マジで苦痛でした。
言葉を呑んだ事もありました。。。
それだけ発音記号って大事なんです
can’t (〜出来ない)はイギリス英語で kɑ́ːnt
そして
cunt (女性器)はイギリス英語でkʌ́nt
となります。
カントなどとカタカナを使って英語を言うといかに危険か…
カタカナ英語教に騙されてる人は早く洗脳から解かれてほしい。。。
ɑ́とʌ́の違いをカタカナで表す事は不可能だからです。
まあ敢えて言うのであれば、ɑ́は母音を長く発音するので、カーントとなるのかな?
でもこれも厳密には違ってトが聴こえるか聴こえないかという感じの時も多くて、これは何度も耳にして感覚で覚えるしか無い状態です。
簡単にカタカナで表せないですよと言う話。
ただ不思議な事にカタカナ英語教を布教している人達は、単純にカントと書く人も多い。
なぜ女性器と間違われるように、カタカナをふるんですか??
まさか悪気はないとは思うんですが、罪ですよ笑
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