20年間古くならない音楽
去年から、空いた時間を使ったり気が向いた時に断捨離をしている。
それなので、かなり昔に買ったCDをいろいろ見つけた。
その中でも、Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)のデビューアルバム、『Come Away with Me』は2002年にフラッと立ち寄ったお店で試し聴きして心を掴まれて即座に買ったもの。
と、いうことはもう20年は前のことになる。久々に聴いてみて驚いたけど、全然古さを感じない。音が染み渡ってきてスッと心に入ってきた。
早いテンポで、色んな音色が創り出す音楽とは違った良さがある。
シンプルで楽器と声が織りなす調和がすてき。20年間古くならない音楽だ。
鼓動がきこえるように感じる。
YouTubeを開いて検索してみたら、去年Liveセッションをしたものが公開されていた。ピアノと弦楽器でこの『Come Away with Me』の曲をパフォーマンスしている。
ちょっとだけ聴くつもりが、音が私の心を捉えて離さず1時間以上あっという間に過ぎていた。
時折、ジーンとしたり安らいだり温かい気持ちになったり、前向きな気持ちになれたりもした。
ゆったりとしていていい意味で、気が張っていなくて自然体な歌唱スタイル。一語一語の言葉と織りなす音色がスッと入ってくる。
私は元々、音楽を聴くのもとても好き。ピアノを弾くことも好き。今では完全に趣味だけど、わりと本格的にやってた時代もある。
ピアノの先生は自由業だから先生になるのも良いかもと思い、ヤマハの試験を受けたりしていた。途中で、疑問に感じる事がありやめた経緯がある。
そんな私だから、自然と色んな国の音楽にも興味を持った。
高校時代に、本気で音楽評論家になりたくて、学校に通っている友達がいた。その子の影響もあって自然と聞いたことないジャンルの洋楽にも手を伸ばすようになった。
寄り道してCDショップに入りなんも考えずに聞いてみる。そして自分の心に刺さったら手に入れることもしていた。今みたいに、ネットでという感じじゃなかったから…。
英語の話をすると、英語リスニングを継続してこれたのも、ある意味洋楽をずっと聴いていたというのもかなり大きいと思う。
疲れたなぁと思った日も、ほとんど寝ずにヘトヘトになってた日も、精神的に参りそうになった時も、音楽を聴く事で自分の癒しになったり奮い立たされた事は大きい。
孤独を感じても音楽が寄り添ってくれるそんな時も多かったし、今でもそうだろうと思う。
無音だといろいろ考えてしまいすぎるので、お風呂で聴くCDプレイヤーを手に入れNorah Jones を聞いて癒されていた時もあったなとそんな事もふと思い出した。
意識せずとも、音楽から英語を継続して聴いていた。そこには、義務感は全くなく自然だった。
自然と繰り返し聴くうちに歌詞を口ずさみ、なんとなく意味がわかるようになったのも多い。
それで、興味でたら調べたりも…。暗記しようと、意気込むことしなくても自然とインプットされた言葉とかもきっと多いだろうなぁ
そのひとつがこのNorah Jonesの音楽だった。正直、忘れてた曲もあったけどまたスッと記憶が蘇ってきた。違和感もなく。
魅力を持ったアーティストの一人だと思う。
調べてみたら、20年経ってリマスターした曲と新しい音源を加えて、またこの『Come Away with Me』を新しくリリースし、その記念のLiveセッションだったようだ。
とても良かったので、おすすめできます!
下にリンク貼りました!
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洋楽について、いろいろ。
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