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結論が大切

英語で相手に何か伝えたいときは、まず話の骨格を伝えることが大切。今回はそんな内容について書いていきます。

言い換えれば、「これからこういうことを話すよ。」という部分をいかに分かりやすく表現するかが重要という話。

人によってその方法は様々ですが、まず結論を明確にするのが日本語と違い結構大切なのは確かです。

例えば好きなものがあった時、日本語だと理由から言いがちです。

これを好きなお菓子で説明してみます。今回は、チョコレートが好きな人の視点でチョコレートが好きという話題で書いてみます。

すると、日本語では

「私は甘いものが好きで、チョコレートが特に好きです。1番好きなのは、ミルクチョコレートですね。苦いコーヒーにとっても合うから良いですね。」

みたいに言っても、違和感を抱かない。

けれど、英語に慣れている人はそうはならない可能性が高い。

じゃあどう言うかといえば、

「私は甘いものの中ではチョコレートが特に好きです。その中でも1番好きなのがミルクチョコレート。理由は、それは苦いコーヒーにとっても合って良い気分がするからですね。」

というようにすれば違和感が少ないのです。

私が好きなのは、チョコレートというのが結論で話の骨格になる。「特に」と言ってこれを強調する。

種類やその理由は付け足しなんだと思う必要があります。

これは言い換えてしまうと、「甘いもの」や「その中で」(among the sweets)とか「何に合う」(harmony with ...)とかは全て付け加えの情報と分かりやすくした方が文章になるということを意味します。

I especially like chocolate among the sweets.The best one is milk chocolate for me. The reason why I am fond of it is I feel so good when it is harmony with bitter coffee.

英語では、このように結論の後に説明すると分かりやすい。これから伝えることの骨格をまず示す工夫がいる。

これをぼやかした

「私は甘いものが好きで、チョコレートが特に好きです。1番好きなのは、ミルクチョコレートですね。苦いコーヒーにとっても合うから良いですね。」

をそのまま英語にすると、聞いてもらえない率も上がり違和感も上がります。

そのまま訳してみます。

I like sweets, and I especially like chocolate. My favorite one is milk one because it is harmony with bitter coffee.

日本語の頭だと、何も違和感ないように感じますが英語脳の人からすれば、

甘いものが好き。だから何? 

で終わってしまいやすくチョコレートまで意識が到達するか不明です。

聞いていても、

何をごちゃごちゃ言ってるの?

何の意味でそう言ってるの?


となりあまり印象に残らず、率直に言えば後の文を聞き流されてしまう率の方が高い。

もちろん、聞いて分かる人もいるでしょうが傾向としては少ない。

どちらかといえば、細かしいことをごちゃごちゃ言って分析しているように聞こえてしまう。もうこれは感覚の話なのですが、好きなものの話なのにそう思われたらなんか違う。

分かりやすく骨格を作るには。

特別好きなのは、これね。
と結論を出し。

理由は、こうね。

ということをスッキリさせる筋道がいる

これには色々な表現があり、人によってどんなものを使うのかは違って構いませんが何を言いたいか最初に示す方が違和感がないのです。

英語と日本語は誕生した場所が違いますから大きく感覚が異なるのはしょうがない。

だから、結論が大切と覚えておくのが良い。そしてなるべく聞かせるためには、話の筋を見せる工夫が必要なのです。

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