映像翻訳とは[字幕]
最近、Ameliaという翻訳コミュニティで定例トライアル課題の字幕翻訳をしてみたのでその感想を書いておくことにしました。
まずは映像を観て台詞の確認をする。台詞の意味を取るのは映像付きなのでかなり容易だった。
だから、翻訳自体もササッと数分で終わるかな?とかおバカな事を楽観的に考えてしまったがこれがなかなかコツがいるし時間もそれなりにかかった。
普通に訳すのとは違う難しさが字幕翻訳にはあると感じた。ものの数分で終わる程の簡単な話ではなかった笑
分かったことは、
映像翻訳は字数制限が最大のネック!!
という事。
これは本当に侮れない…。英語話者は基本は語数を沢山使って喋るのであっという間に指定文字数からオーバーしてしまう。
私、僕やおばさん、おじさんとか人の名前とかを訳すと文字数を使うので制限文字数を圧迫する。本当に訳文にいれるかの判断をする必要がある。
それに台詞を聴くと、どの部分も微妙なニュアンスを表しているから重要に思えるのだけれど、字数制限の為にどうしても何処か省略しないといけなくなってしまう。
どうやって台詞全体の意味やニュアンスを損なわない様に字幕に反映させるか。言い換えると、どの部分を省略して上手く纏め上げるか、または何か短めの日本語で意味とニュアンス両方を伝える事が出来るだろうかという点に尽きると思う。
これらの字幕作りの上での作業は正直、英語力よりかは要約力が必要な気がしてしまった笑笑
その他にも、細かい守らなければいけないルールがいくつかあってそれをしっかりと見落とさない様にする意識も重要。
映像翻訳は語彙力と要約力、そして指示を的確に守る事が求められる仕事と思った。
苦労も多そうな仕事と感じたが、今回の課題も楽しんで出来た。この言葉を入れるとこんなニュアンスになるなぁとか深く考えたりして面白かった。
映画やドラマを観る事も大好きな私なので、映像翻訳に携わる事が出来たら楽しそうと思った。自分の仕事の幅を増やすためにも映像翻訳もやってみたいなあと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?