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映画『ディア・エヴァン・ハンセン』

今日は、映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のレビューを書きます。これ、めちゃくちゃオススメなんで、是非見て欲しい。

音楽とそれに伴った歌詞が、すごく胸を打って泣きました。我慢できなくて、涙腺崩壊しグチャグチャになってしまった。。

色々と辛いエピソードが散りばめられているんだけれど、まとめると正直である事の大切さを伝えてくれて前向きになれる良い作品と思います。

生きていくってどういう事かな?と考えると、誰も孤独では生きていけません。1人じゃないんだと感じる事でどれだけ救われるかという話。

あとは、言葉についてや嘘について、、内容はどうであれ言葉に想いがあれば人同士は繋がる事が出来るし、他者の気持ちに寄り添う事が出来る。そういう大切な事を語っている作品です。

この作品では、表面上の嘘と内面の真実についての対照的な描写の仕方が、音楽という感性を刺激するものと共に作品としてある。

だからめちゃくちゃ泣けるんだと思いました。この主人公だけじゃなくて、一種みんな気持ちを隠したり嘘をついたりしながら生きている。

自分を出すと嫌われてしまうんじゃないか。分かってもらえなくて孤独になってしまうんじゃないか。そういう不安を感じて自分を隠し正直な気持ちを捻じ曲げているから、上手く伝わっていない事での誤解も生じ、ぶつかり合ったり関係性が崩れてしまう事ってあるんですよね。。

そういう経験って、多かれ少なかれ思い起こせばみんなしていると思います。

だから、必ず1人じゃないし伝わる人はいる。そのはず。ただ、自分の心に嘘をついた状態で開示すれば本当の意味の繋がりは出来ない。

だから、多くの人に分かってもらう必要などない。誰か1人でも分かってくれればいいし、ひょっとしたら分かってもらえなくてもいいのかもしれない。。だけど、そう思っている人は沢山いてその意味では孤独な人が多いけど孤独ではないんですよ。

嘘の気持ちで人に接するぐらいだったら、その方がマシだなと私は思っているので、そういう意味でもこの話は凄く胸に沁みました。

ネットやSNSを使って何か発信してる人も、必ずや感じるものがあると思うので是非、鑑賞してみて下さい!

他にもいろんな映画のレビューありますよー

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