(図書フロアより)スタッフの推し本・発掘本 11月
MiiMoの図書フロアスタッフがオススメする「推し本・発掘本」11月号です!
RDG レッドデータガール はじめてのお使い (荻原規子 KADOKAWA)
世界遺産熊野古道、玉倉神社で暮らす少女・泉水子(いずみこ)は、実は特別な血を受け継ぐ一族だった。「普通」になりたい少女の成長物語。現代和風ファンタジーの傑作シリーズ第一作目。
忘れられた巨人 (カズオ・イシグロ 早川書房)
イギリス中世のアーサー王伝説を下敷きにしたオトナのファンタジー。過去を忘れてしまった人は幸せなのか。そして思い出してしまった人は?忘れる怖さと覚えている怖さ。アニメ化される前に原作をかみしめてほしいと思います。
それで、いい!(磯みゆき ポプラ社)
絵をかくのが大好きなきつね。でも仲間にはなかなか評価をしてもらえません。みんながおどろくすごい絵を描くために、すごいものを探しに出かけます…きつねが最後に見つけたすごいものに拍手!
名探偵のままでいて(小西マサテル 宝島社)
孫娘の楓はミステリー好きの祖父の知恵を借りたいと、身の周りで起きた事件を聞いてもらうが、やがて自身に大きく関わる真相に発展していきます。楓に関わる登場人物も魅力的で、この人に惹かれるのわかる…!と、行く末も見所です。