最後は,「人なり」

今住んでいるところも,15年が経って,いろいろ傷んできた。
どうもサッシが重い。
水のはけが悪い。
空調の音がうるさい・・・

こんなとき,いつもお願いする方がいる。
電話一本で,日程を組んで尋ねてくださる。
困っていることをお話すると,できることから手際よく対処され,
本格的な作業が必要だと,専門業者につなげてくださる。
ちょっとしたことでもとても有り難いので作業代を申し出ると,「こんなくらいでは頂けない」と丁寧にお断りになる。

こういうとき,頭に思い浮かぶのが「人なり」という言葉
何かを相談したり,任せたり,お願いしたりと,いろいろあるのが日常
そんなとき,最も安心できるのが,「この人なら大丈夫だ!」と思い当たること

歳を重ねているから,いろいろ知っているかもしれない。
いろいろやってきたかもしれない。
でも,本当の宝物は,「この人を知っている!」と言い切れること
ーなのかもしれない。

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