ゴンドラ代、節約したい方へ
最初にお伝えします。
私は雪山登山してません。
バンフ3日目。今日から朝から活動していきます。
サルファー山
まずは登るまで
バンフといえばベストシーズンは夏と言われているようです。さまざまなツアーもあり、運転ができなくても色々なところに行ける。冬はツアーもお休み中のものが多く、自分たちで計画していかないと難しいところがあるかもしれません。でも冬もよかったです!ということで、本日のメインサルファー山へ。
夏だと道も整備されており、そんなに長いコースでないことから普通の人でも2時間くらいで登山できるようです。ただ自信のない方はゴンドラをどうぞということで。なんとそのゴンドラの価格・・・
カナダ60ドル!!!!(往復)
8分、ゴンドラに揺られて6000円ですよ。
大倉山のジャンプ台のリフト、確か1000円です。
夫婦で話し合いの結果、夫は登山・私はゴンドラということになりました。
完全に今収入を頼り切っている私としてはなんだか自分だけ楽して6000円で上がるのは申し訳ないような気がしたのですが…。
忘れてた。
この人、登山趣味だった。だからまぁいいやと思って。
ゴンドラのチケットを事前に購入してもらいました。(ちなみに直前になると値段が少しずつ上がるので事前購入をおすすめします。)
ただ1日目のトレイルでかなり滑ったことから、夫は一応登山シューズを借りるか滑り止めを借りるか相談へ。ウインタースポーツショップがたくさんあるのでどこかに入って相談すれば親切に答えてくれます。
「サルファー山に登るんだけど、滑り止めつければいいかな?」と聞くと「ああサルファー山ね。十分だよ!」ということで。ひとまず安心。
夫が変人でないことも確認ができたので(冬登るなんて大丈夫か?みたいな反応だったらどうしようかと恐れていた)滑り止めを借りて(15ドルくらいかな)いざ出発!
ちなみにサルファー山の登山口までは街からバスが出ていて10分くらいで行けます。でもこのバス1時間に1本しかこないので注意が必要。我々は逃してしまったため登山口まで歩くことにしました。
夫が歩くのが早いため、どんどん先に行ってしまいます。
普段は「ねぇ待ってよ!!!!」と追いかけたりするのですが今日ばかりはこの先に待っている登山のことを考えると(しかも自分はゴンドラで上がることを考えると偉そうな口はきけない)「人のペースに合わせるのは大変だから先に行っててちょうだいな」といって先に向かってもらいました。
こうして私も1時間半かけてなんとかゴンドラゾーンまで到着。
アップにすると・・・
ゴンドラ vs 雪山登山
どちらがいいんだろうなぁ。私は夫の話を聞いてやっぱり体力があるなら登山の方が思い出に残るだろうなぁと思いました。
まずはゴンドラのレポ。
ゴンドラ乗り場にはおしゃれなスタバがあります。かなり賑わっていました。さて6000円のゴンドラへいざ!
夏は30分くらい待つこともあるようですが、冬なので全く待ちませんでした。ゴンドラは4人乗りで、窓が開いている。
混んでいないので1人で乗車させてもらいました。結構、高所恐怖症の人はこわいかも。スピードもかなり速いです。
はい、あっという間に8分経ってサルファー山にたどり着きました。
とりあえず夫を待ちます。
簡単な展示やバンフでのスポーツの動画などを見ることができます。
30分遅れくらいで夫が上がってきました。
なんとこの人2時間くらいであがってくる山を1時間10分で登ってきたw
ここから登山レポ。
数人登山をしている人がいて、心細いことはなかったようです。スティックを持っている人もいたみたいなので個人差があるのかも。道は1本道で迷うことはないし、夏の登山用に整備もされているのでとても危ないということはない。ただやはり雪だけあって、注意しないといけないため通常の登山より力が必要。また割と急なので体力も相当奪われる。滑り止めはつけていって本当によかった。そしてやっぱり寒すぎる。ということでした。
もし登山を迷われている人がいたら…。
夫の普段のトレーニングは土日、夕方5時くらいから2時間半走って30分ジムの簡単な筋トレを行います。ランニングは最高のストレス発散だそうです。
以上のことから普通の人は6000円使って、ゴンドラに乗った方がいいと思います。
実はこのサルファー山、ゴンドラで上がった先からさらに階段があり、そこから30分くらい上がったところに本当の頂上があるのです。これだって普通の34歳女性の体力ではきつかったです。(私も体力はない方ではない。)
頂上へ
ヘトヘトな夫は「もう俺頂上まで歩く体力もない」というので、「じゃあとりあえず私は先に上がってる。もし元気になったらきてね」と言い残し、先に上がってみることに。
階段でしっかり整備されているので不安は特にないですが、手すりに捕まらないと滑って危ない。あと人はそれなりに多いので、戻ってくる人・頂上に行く人譲り合いの精神が大切そうです。
とまぁゆっくり歩いていたら、結局すたすた歩いてきた夫に追い抜かれました。体力はあっという間に回復した模様です。
いよいよ2人で頂上に到着。
頂上はとにかく寒かったし、本当に滑って危ないです。結構色々な人が転んでいました。
あたかも登り切った感じですが、ゴンドラで運ばれただけです。
正直、NYで買っていたロングダウンここに来るまではいらなかったなぁと思ったのですが、ここで大活躍。またニット帽もずっと夫は「いらなかったかも。俺道産子だし」などと言っていましたが、ここでは「なかったら耐えられなかった!」と言っていたので冬のバンフはやはりおしゃれより防寒第一優先です。
寒かったため記念撮影だけして、さっさと降りることに。
ゴンドラは片道切符も販売しているので「どうする?買う?」と聞いたら「ここまできたら自力で降りる」というのでまたいったん解散しました。
この後は温泉が待っているので、温泉の入口で待ち合わせ。
下山はそんなにきつくなかったようですが、独りぼっちだったようです。(下山ゴンドラはチケットノーチェックだったので、みんな乗って帰っているのかも…。)
イメージとしてはこんな感じで滑りながら降りてきたようです。(スノボはないですよ!)
結論として、体力に相当自信のある方以外は素直にゴンドラ使った方がいいんじゃないかなーと思いました。
温泉
温泉口で落ち合って、いざアッパー温泉へ!
温泉はカオスだったので、その様子をまとめています。
ラクーアってすごいんですね。行きたいです。
とにかくアッパー温泉、めちゃくちゃ面白い+潔癖症の人はちょっと難しいと思います。あと水着はできれば持っていた方がいいかな。(笑)
あと不思議なのは夏とかみんなお腹全開だったり、露出激しめなのになぜかさっさと着替える時「special privateroom」なるものが用意されていてそこでしか着替えちゃいけない雰囲気なのは驚きでした。日本人は逆に露出は恥ずかしいのに温泉ともなると全く気にしないですもんね。
バンフの街で過ごす午後
ランチ
昼ご飯アッパー温泉から無事に10分くらいでバスで下り、再びバンフの街で過ごします。まずはお昼ご飯を食べないと。
「俺さ、60ドルくらい節約したんだからビール飲んでもいいよね?」と言い聞かせていました。
この日のランチはこちら。
めちゃくちゃ美味しかったです。確かにカナダ25ドルくらいなので2600円くらいのハンバーガーなわけですが、アルバータ牛柔らかい。ボリューム満点。小食の日本人なら2人でシェアで十分なんじゃないかな。そう思うと普通に安い。夫はハンバーガー実はそんなに得意ではないのですが、「今まで食べた中でこれは一番美味しい!!」と嬉しそうでした。
絶対行くべきお店。
カナディアンロッキーホワイト博物館
初日にいった15ドルの博物館がアゲインしないことを願いながら訪れた15ドルの博物館。結論として、こちらは面白かったです!
時間があまりなく写真がないのですが、行ってみる価値はありました。
バンフという街の歴史やイヌイットの文化、日本人との関わりも記載してくれいてなかなか見ごたえありました。期間限定展示物はバンフの写真。プロが半ば命がけで撮った写真。すごい迫力です。
夜ご飯
行きたいレストランがたくさんあるので、迷った結果最後の晩餐はステーキにしました。
まずはサラダ。
そしてメインのアルバータ牛。
お肉は柔らかい。アルバータ牛って柔らかいのかな。すごく美味しかったです。
オニオンスープ、NYのレストランにもよくあるのですが…。オニオンスープだけで(こういう上にチーズが乗ったやつね)20ドルとか目が飛び出そうになったことがしばしば。まぁ美味しいらしいんですけどね。
で、ここで確か10ドルくらいだったのかな。しかもカナダドル。
どうしても食べたくて頼んでしまったけどお腹いっぱいになってしまいました。サラダは注文しなくてもいいかも。
これだけ美味しいお肉食べて飲んで2人で15000円くらいだったみたいなので最後の晩餐に相応しいと思います。地球の歩き方、やっぱり信用できる。
明日はレイククルーズに行ってみることにしました!
バンフ旅行もあっという間におしまい。
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