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【暗殺教室の時間/1限目】

※ネタバレ注意※

私の大好きな漫画の1つである
『暗殺教室』について
1巻ずつ感想や学びを
発信していこうと思います!! 

#0 暗殺教室のあらすじ

椚ヶ丘中学3年E組の担任としてやってきたのは、
月を爆破し、
来年3月には、地球も爆破すると予告する
超生物(殺せんせー)。
マッハ20のスピードと万能な触手を兼ねそなえ、
軍隊でも殺せない超生物の暗殺を、
各国の首相は、E組の生徒に依頼する。

暗殺という命のやりとりを通じて、
仲間や自分自身と向き合い、もがきながら、
仲間と共に、成長していく物語。 


#1 暗殺の時間

自分で負のサイクルから抜け出そうとする覚悟が
予想以上の結果・行動をもたらす


椚ヶ丘中学校は名だたる進学校だが、
E組は勉強についていけなかった脱落組
「エンドのE組」として差別されている。
勉強の成績という枠で、
自分の人生や価値、
全てを否定された気持ちになり、
教室は不穏な空気が漂っていた。

そんななか、主人公の渚は、
クラスメイトに促され、
殺せんせーの暗殺を決行する。

どこかで見返さなきゃ
「やれば出来る」と親や友達や先生達を
認めさせなきゃ

渚の自分の身を顧みない暗殺は、
一瞬、殺せんせーの隙を突いたように見えたが
失敗に終わる。

殺せんせーは、
渚の暗殺までの体運びや、
クラスメイトのアイディアを褒めた一方で、
自分を大切にしなかった渚を
渚を大切にしなかったクラスメイトを怒った。

人に笑顔で胸の張れる
暗殺をしましょう
君達全員それが出来る
力を秘めた有能な暗殺者だ

殺せんせーのこの言葉は、
生徒達の可能性を心から信じた言葉
のように感じる。
生徒と正面で向き合い、
本気でぶつかり、
生徒のことに対して、一切妥協しない。
そんな殺せんせーの言動によって、
少しずつ信頼関係が築かれていく。
本気で人と向き合うには、
それ相応のエネルギーがいる。
対人関係において、
私は省エネ運転していないだろうか?
これは、私にとって
ふと考えさせられるテーマである。


#2 野球の時間 

才能の種類はひとつじゃない
君の才能に合った暗殺を探して下さい

E組の生徒である杉野(元野球部)に対して
殺せんせーは、
ピッチャーとしての彼の身体的強みを見出し、
具体的なアドバイスを贈る。

彼に才能のタネを撒き、
彼自身で育てるためのサポートをする。
単なる根性論ではない。
しっかりとした証拠(理論)と、 
生徒の才能を信じ抜く心
によって、生徒のやる気を引き出していく。
これは、自分自身にも通じると思う。
積み上げてきた自身に対する信用と
根拠のない自信(信頼)があることで、
自分自身と向き合う強さを持つことができる。


#3 サービスの時間

E組の存在によって、
(極少数の生徒を激しく差別することで)
大半(E組以外)の生徒が
緊張感と優越感を持ち頑張れるような
合理的な学校のシステムが成り立つ。

しかし、
この椚ヶ丘中学校で
生徒の顔が最も活き活きしているのは、
E組だった。

活力の源泉は、
前向きな目的や未来である 

人は人を見下すだけでは、
本当の意味で満たされないのではないか?
この回を通じて、私はこう感じた。
なりたくない将来や人物像だけでは、
活力の維持は難しい。
活力を保つためには、
自分がワクワクするような
前向きな目標を見出すことが大切なのでは?
大層な目標じゃなくてもいい。
殺せんせーの触手に、ナイフが一瞬触れる
そんな小さい目標、
小さな成功体験で、
私は頑張れる。


#4 基礎の時間

勉強も暗殺も同じ事だ
基礎は身につけるほど役に立つ

この言葉は、
新たに体育教師としてE組の仲間に加わった
烏間先生の言葉である。

基礎は、自分の可能性の受け皿であり、
自分のタネ(可能性)を育てる
土壌のようなものだ。
着実にコツコツと
豊かな苗床にしていきたい。


#5 カルマの時間
#6 二択の時間

E組の生徒であるカルマは、
停学(理由:暴力沙汰)明けの初日、
生徒で初めて、殺せんせーにダメージを与える。
しかし、
本質を見通す頭の良さと、
どんな物でも扱いこなす器用さを
人とぶつかるために使ってしまう。
そこには、
前担任に見捨てられた過去があった。

生きていても人は死ぬって
その時知った
そいつの全てに絶望したら…
俺にとってそいつは死んだと同じだ

自らを使った暗殺で、殺せんせーに、
「先生」としての死を与えようとする。
しかし、殺せんせーは
そんなカルマの暗殺に対し、
「先生」としての死を選択することはないと
はっきりと伝える。

「暗殺者の刃」= 生徒の才能
才能をどう磨き、どう使っていくのかが大切。
長所も短所も表裏一体であるように、
才能も使い道によって、正にも負にもなりうる。
自分の才能を磨いていくなかで、
この才能を活かすにはどうすればいいのか、
向き合い続けていきたい。
一人じゃない、仲間がいるから頑張れる。
切磋琢磨出来る仲間のありがたさを痛感する。


#7 毒の時間

国語が苦手な理系女子の奥田さんは、
殺せんせーに真正面から毒を渡すという
正直な暗殺を試みる。
奥田の作った毒は、
殺せんせーの表情を変える程度で、
暗殺成功には至らなかった。
(個人的には、王水を飲んだ後の、
殺せんせーの真顔が好き)

そこで殺せんせーは、
奥田に自らを殺す毒を一緒に作ろうと提案する。
しかし、その毒薬は、
殺せんせーの細胞を活性化させる毒薬だった。
騙されたと戸惑う奥田に、
殺せんせーは、
理科の才能と一緒に、
それをわかりやすく伝える国語力を鍛えるように
と伝える。

1つの才能を伸ばすだけでなく、
その才能の可能性を広げるために、
別の才能を伸ばすことも大切だ。
殺せんせーは、そのことを
実際に生徒に体感させることで、
生徒自身の学びを深めている。
私も、自分はこうだと決めつける前に、
何事も、一度チャレンジをしてみたい。
もしかしたら、
予想外の新しい自分に出会えるかもしれない。


長くお付き合い頂きありがとうございます!

『暗殺教室』を読んでない方も、読んだ方も、
ぜひ、1巻から読んでみてください!!

拙い文章ですが、
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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