春になると思い出す歌。

立春を迎え、日差しも少しずつ柔らかくなってきていますね。
久しぶりに近所の桜並木を歩いたら、蕾がしっかり見えるようになっていました。メジロも見かけます。

私は、この時期になると思い出す歌があります。
幼稚園や保育園の卒園ソングになっていました。
今もそうなのかな。

「みんなともだち」

娘が幼稚園児の時は、年が明けると練習が始まり、この時期は毎日のように歌っていました。
当時アパートの隣に住んでいた娘の同級生で一緒の幼稚園に通っていた男の子とは、毎朝一緒にバスに乗って通園し、帰ってからもよく遊んでいました。
その男の子は歌と踊りがとても上手で、大人の私が聞いていてもバッチリの音程で外さずに歌うので、聞いていていつも気持ちよかった!
娘と一緒に遊ぶときは、よく歌っていました。

「みんなともだち」

「みーんーな、ともだち〜、ずっとずっとともだち〜、
 学校行っても〜、ずっとともだち〜、いえーい!」

涙腺の緩い私は、この歌を聞くと今でも泣けてきます。
どうしてだろう。
子供の可愛い、精一杯、思い切って歌う歌声が心に響くのです。
もともと合唱が好きな私は、みんなで一生懸命歌う歌声に癒されるようで、特にこの歌を歌う幼児たちの声には涙腺崩壊となってしまいます。

あと、思い出す理由がもう一つあります。

その隣に住んでいた歌うまの男の子が歌っていたフレーズを思い出すのです。

「みーんーな、花粉症〜
 ずっとずっと、花粉症〜、
 学校行っても〜、ずっと花粉しょ〜、いえーい!
 みーんーな、花粉症〜
 ずっとずっと、花粉症〜、
 大人になっても〜、ずっと花粉症ー」

その男の子のママも、私も、花粉症だったので、
この時期になると、いつもその男の子が歌う、

「みんな花粉症」

を思い出すのです。
男の子と娘、二人で笑いながら、私たちの反応を見ながら歌っている姿を思い出します(笑)。


今年は例年以上に飛びまくるそうなので、花粉症の方々、頑張って春を乗り越えましょう。


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