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なんでもとりあえず直そうとする。

私も夫も、壊れたものがあれば、
なんでもとりあえず直そうとする。

いつだったか、娘のショルダーバッグの金具が壊れ、
使えない状態にあった。
ベルトが本体から外れていた。
そのバッグは娘がお友達からプレゼントされたものだった。
それも高校時代にプレゼントされたもので、
そう金額が張るものではないもののせいか、
作りが華奢だった。
娘が捨てなきゃいけないかなぁと悲しい顔をしていたので、
直そうとチャレンジ(笑)。

カシメ
これが外れたようだった。
今は、ネットでなんでも調べられるので、
カシメを検索。
すると、金具以外に道具が必要なようだった。
ネットでカシメを購入しようとすると、たくさん入っているようだったので、近所の手芸用品店で1つだけでも購入できないかと考え、
壊れたバッグを持ってお店へ出向いた。

壊れたバッグを持っていったのが正解だった
カシメの大きさが分かった。
少量で販売されていたのも助かった。
お店の方に、カシメの確認をし、事情を話すと、

ここに道具があるので、使ってください。

と、木槌などの道具を貸してくれた。

お店の方はやはりプロなので、なんでも教えてくれた。
無事に、娘のバッグは元どおりになった。

娘は

「使えるようになってよかったー!」

と喜んでいた。


他にも娘のバッグはよく修理した。
100円ショップで買ったお気に入りのトートバッグの
持ち手が外れた時も、糸で縫って直した
リュックサックのファスナー近くの布が破れた時も、
太めの針でザクザク縫って直した。
お気に入りのボールペンも、分解して直した
ファスナーが閉まらなくなった時も、
ファスナーの金具が取れちゃった時も。

また自転車の虫ゴムも交換している。
パンクかと思って自転車やさんに行った時、
空気を入れるところのゴムが劣化しているだけだよ、と
自転車屋さんが直し方を教えてくれた。
100円ショップに行って虫ゴムを探したら、
数種類の虫ゴムセットが売っていた。
自分で直せば、数百円だ

ガタガタしたテーブルも、ネジを閉めれば直るし、
ドアの傾きも、ドアがついている蝶番(ちょうつがい)という金具を閉めれば直った。
網戸が外れやすくなった時も、下に付いている小さな車輪にくっついていたゴミを取ったら直った。

自転車の鍵がかけづらくなったら、クレ55○でスムーズにするし、
洋服の糸が引っかかって出てきちゃったら、針と糸をうまく使って生地の後ろに糸を出して直した。
いただいた手作りアクセサリーも、ペンチで直すことができた。

「それは、器用だからできるんでしょ!」

と言われそうだが、決してそうではない。
直すには、その仕組みを理解することが必要なのだが、
私は仕組みを知るのが好きなので、
直せているのかもしれない。

娘のものは特に、「お気に入り」のものだからこそ直すのだ

お気に入りのものだからこそ、たくさん使う
だから、壊れやすいのだ。
だから、直そうとするのだ。

もしかして、我が家のSDGsは、

「お気に入りのものを使うこと」

かもしれない。

お気に入りのものを使うことで、

それがあれば幸せ
それを使い続ける
壊れたら直して使う
また使い続ける

そうすれば、むやみにものを無駄遣いしなくて済むのかもしれない。

夫も私も、若い頃はちょうど「使い捨て」が流行った世代だ。
娘は、真逆
今の若者たちの方が、ものを大切にする心があるように思う。

娘に教わった、ってことだ。
ものを大切にすること
娘は何かが壊れると、どうにかならないかと相談してくる。
だが、自分で直そうとすることはしない(笑)。

そういえば、先日、
夫は100円ショップで購入した老眼鏡を直していた。
小さなドライバーで。
老眼鏡はなくてはならないものだから(笑)。
速攻直していた。

今は、なんでもネットで調べることができてありがたい。
そして、直し方をご存知でネットにあげていただいている方々に
感謝感謝だ。

お気に入りものがもし壊れたら、諦めずに、
直せないかなぁ
と思ってみてください。
それが、エコに繋がる意識だと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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