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世界一周をして感じる、日本人が英語を学ぶのに苦戦する理由。何事も当てはめて考えてはいけないということ。

何事も、自分ごとに当てはめて考えてはいけない。最近とてもそれを感じます。

シジュウカラの言葉を解明した動物言語学者の鈴木俊貴さんが、鳥の言葉を人間に当てはめて考えようとしてはいけない、と言うように。
世界にいれば、必ず触れる「言語」もそう。

今回、世界周遊の後半戦に"金フレ"を持っていって
暇な時に読んでた結果、500〜1000番の英単語を5周した。(暇かw) (金フレとはTOEIC界で有名な英単語帳)

もちろんすごく勉強になるしボキャブラリーも増えたのですが、英語を話す環境に身を置きながら英単語を読んでいると、そもそも英語を日本語に置き換えることに疑問を覚えます。
というのも、英単語を理解するのには「図(イメージ)」が最も覚えるのに適していて、日本語で考えると単語よりは「漢字」に感覚が近い。
私の名前にも含まれる「未」という漢字が、"いまだ"というニュアンスを持ち、未来、未知、未然、未開、、、と組み合わせで多岐にわたる意味を持つように、英単語にも一つ一つ概念があり、それが状況や他の単語との組み合わせで意味となる。(前置詞なんかは特にイメージ)

「日本語」には❶漢字 ❷熟語 ❸ひらがな.カタカナの3つがあるが、英語には❶英単語と❷アルファベットしかない。これがポイントではないだろうか?

日本語
「漢字」イメージを示す記号
「熟語」具体的な意味や情景、感覚
「ひらがな、カタカナ」意味を持たない

英語
「英単語」イメージ、意味、情景、感覚...
「アルファベット」意味を持たない

英単語帳を開くと、英語単語のとなりに熟語が並ぶ。
だから私たちは英単語を「熟語」として理解しようとしてしまうが、実は決してそれだけではない。

そんなの当たり前じゃん!
と思っている人もいるかもしれないのですが、私の場合はそこの区別がちゃんとついてなくて、中学から英語を勉強し始めたけど熟語として覚えた。でも、そうじゃないと今ならわかる。もっと理解していたら、ネイティブに近い感覚で学ぶことができていたのではないか...と若干後悔。笑

英単語 Challengeは、壁に向かって飛び込むようなイメージ、漢字にすると「突」「挑」みたいな感じに近い気がしている。challengeは挑戦だけでなく、"異議""困難(だけどやりがい)と言った意味もあるらしい。

国によってもまた感覚=英語の使い方が違う。たとえばインドに住むインド人との会話の中だと「Open」という言葉を頻繁に聞く。Open your cap その帽子取って!  Open your jacket ジャケット脱いで! みたいな(他にも色々あったけど忘れてしまった)

ポイントは、それが文法的に正しい、とか正しくない、とかではなくコミュニケーションとして理解できるかどうか。
元々Openはたくさんの意味を含む単語だけど、日本では「開ける」という意味がよく浸透している。インドでは、それ以外のOpenが他国と比べても圧倒的に頻繁に使われていた。(ヒンディー語でOpenに近い単語をよく使うのかな?とか、学校でOpenをそういう意味では習うのかな?とか色々気になるところ。)

話を戻すと、何事も自分に当てはめて考えず、楽しみながらフレキシブルに吸収していきたいな。と思っています。人、一人一人においても、文化や環境においても、生物においても。みんな違う、だからこそ面白いし考え甲斐があるのだと思います。

言語はすごく興味を持ったのでたくさん習得したい。
コミュニケーションとは、HeartのExchangeなのだと
この旅で感じました。

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