《呼吸、メロンパン、決断》

自分の好きを隠さなくていい。

他人の好きに生きなくていい。

衝動を、直観を大切にしてもいい。計画的でなくていい。

直接的でいい。意味を持たなくていい。

心が深呼吸できる環境を大切に。

"楽しい"を大切に。"好き"を大切に。

それが自分への近道な気がする。

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先日、10年来の友人とご飯に行った。
大人になってからも1～2ヶ月に1度会える貴重な大切な友人。
今年に入ってから、特に7月辺りから様子がおかしいことには気づいていたし、何か隠しているんだなとは感じていた。

一緒にいても楽しくなさそう、他の友人の話を楽しそうにする姿を見て、
彼女との距離の取り方を判断しようと考えていた。

結果的に"嬉しい報告"が待っていたわけで、私の直観が的中していた。

あぁ、また私は呼吸を失うのか。
私は他人に感情を振り回され過ぎる。

自分が今、渇望しているのか分からないのに、
それが叶った友人を見て比べる、焦る、わからなくなる。

私は大学でフランス語を専攻していたけど、フランスに然程興味はない。
フランス人の考え方は好き。自分主義的な、ね。

どちらかといえば、1920年、世界恐慌時代のアメリカが好きだ。
禁酒法、speakeasy、アルコール、JAZZ。
若者が個人としての自由を表現し、その解放感を味わう。
命の匂いがする。自分を生きている。その一瞬を大切にして。

印象派？ルソー？今なら言える。興味ないです、ごめんなさい。

自分の"好き"を周りに理解されないかもと隠し、
他人の「好き」に合わせ過ぎた結果、私は呼吸を失った。
自分が分からなくなった。

何が好き？何がしたい？何になりたい？誰と一緒に生きていたい？

それでも時は流れるし、友人たちは変化していく。
私だけがずっと止まっている。

それに耐えられなくなる。また呼吸を失い、自分が嫌いになる。

私は、衝動的な気持ちのまま文章を連ねる。
クリエイティブな文章が書けないことが長年の悩みだった。

堂本剛さんが突発性難聴を患った時期に制作された『Topaz Love』
初めて聞いた翌日に歌詞の初稿を書き上げたと語っていた。
書きたいと思った時に書く。衝動＝生きている。
考えていても時間がもったいない。つくろうよ。ということらしい。

また、私はこの人に助けられた。

私は、四柱推命で「丙」に当たる。
陽の伝達本能を持ち、直接的な表現に向いているらしい。

太陽のように広く皆に平等にお知らせすることが得意だそう。
クリエイティブな文は書けないけど、
深呼吸できるように自分の好きを信じて、
直接的な伝え方でいいから"衝動"を大切にしていきたい。

北海道物産展で買ったメロンパン、一緒に行った友人。
私は、メロンパンを美味しく頂き、友人とはしばらく距離を置こうと思う。

留まっていた理由の1つの友人が次のステップに進む。

よし、引っ越そう。

自分の環境を自分のために用意してあげる。
テンションをあげてくれる"モノ"を楽しんで、深呼吸するために。

しばらくの間、さようなら、友人。