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一人反省会のないご飯会

私は本当に自分に自信がない。
久しぶりに会うから、と言って「一緒にご飯に行きませんか?」と誘ってくれる人がいても、「こんな私に会いたいと思ってくれているはずがない」と思っている。
そんなふうに思っていることすら気づかないくらい、無意識でそう思い込んでいる。
(ということに今日気づいた。)

かと思いきや、誘ってくれないとそれはそれで寂しさ、疎外感を感じる。
なんで私は誘ってくれないの?
どうせ私なんてそんな価値のない人間なんだ。

そんなふうに思う。

面倒くさい人間なのだ。


どうやらこういう相反する思いがあるのは、アダルトチルドレンの傾向らしい。


誘われて一緒にご飯に行っても、相手にどう思われるか、失礼になってないかばかり気になって、目の前の会話を楽しめない。
なんならご飯も美味しく食べられない。
だから余計にご飯に行くのが嫌になる。


けど、今日はそんな自分の傾向に気づいたから、ちょっと考えを変えてみた。
「この人、わざわざ自分に連絡をくれて、ご飯に誘ってくれた」
「(仕事の用事でこちらに来たけど)Miiさんがこっちにいなくなったら来る意味なくなる」と言ってくれている。

あ、この人は本当に自分に会いたくて、自分と話したくてこう言ってくれてるのかもしれない!!!と考えてみたら、自分が相手の思いを疑って一人で疑心暗鬼になって、空想の世界に入って…
なんてことをしてるのだ!と思った。

ここまでしないと他人の言葉を思いを信じられないなんて、すごく面倒くさいな自分、と思う。けど、そうでもしなきゃ今まで生きてこれなかったんだきっと。

私を愛せるのは私だけ。
私を幸せにできるのは私だけ。

心のなかでつぶやく。
自分は自分を最後まで見放さないんだ。


あ〜
今日のご飯は楽しめたな。
珍しく反省会のない帰り道。
焼き肉の香りを服にまとわせながら、ほっと穏やかな気持ちで、電車に揺られています。


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