①ドラえもん映画全作品見てみよう第1弾「ドラえもん のび太の恐竜」
ドラえもん映画の記念すべき1作目。
2006年に放送されたリメイク版の方は幼少期の頃に見た思い出がありましたが、オリジナルの方は未視聴だったのでとてもワクワク…!
いつものようにジャイアンとスネ夫に馬鹿にされ、恐竜の化石を触らせてもらえなかったことに腹を立てたのび太は、
「恐竜まるごとの化石を見つけてやる!」
と無謀じみたことを告げてしまう。
ちなみに、食べられなかったら鼻からスパゲッティを食べなければならないのだが、鼻で食べるとはどういうことなのだろうか。
一本一本鼻で吸って食べるということだろうか。
想像すると痛々しい…。
そしていつものようにドラえもんに助けを求めるが、流石のドラえもんも
「出来ることか出来ないことかよく考えてから喋ってくれよ!」
と言う始末である(笑)
そのため、のび太は自分自身の力で恐竜を探そうと決心する。
そんなのび太に感心してドラえもんは、あの有名な「温かい目」をして見守るのだが、
「ニタニタと締まらない顔で邪魔しないで!」
というのび太の一言。
怒ってしまうドラちゃん。
どちらも少々口が悪いのが現代のドラえもんとは異なったユーモアさが見られて楽しい。
化石について勉強したのび太は早速、地層のある崖で穴を掘るが見つからず、穴を掘った影響で崖下にある家に土や石で汚してしまう。
それを見た家主は罰として「ゴミを埋めるための穴を掘って欲しい」と言われ、仕方なく掘るのび太。そこで、大きな卵のような塊に当たる。
それを見たのび太は、「恐竜の卵だ!」と喜ぶ。
※この卵を見つけて喜びの舞を踊るのび太が面白すぎるので、見てない人は是非見てほしい。
恐竜の卵を見つけたのび太はドラえもんに報告して、タイムふろしきを利用して卵をかえすと、恐竜の赤ちゃんが生まれたのだった。
のび太は恐竜に「ピー助」と名づけ、飼育することに。
やがて大きくなり、家で飼うことができず、公園の池で飼うことに。
しかし、メディアや人々によってピー助の存在が知られてしまう。
ピー助を保護するために、元いた時代に返すことを決める。
そんな時、のび太の元に怪しい男がやって来てピー助を譲ってほしいと言う。
危険を察知したのび太は、すぐにタイムマシンに乗り込むが、怪しい男に追われてしまう。
なんとか逃げ切り、元いた時代と場所でピー助とお別れする。
無事ピー助を送り届けて幸せに生活するのであった。
〜完〜
…とはならなかった。
のび太たちが帰ると、ジャイアンとスネ夫がやって来て約束はどうしたと迫ってくる。
のび太は恐竜を育てたという事実を知ってもらうため、ドラえもんにタイムテレビでピー助を見せることに。
そこで、ピー助を送り届けた場所は元いた場所ではなかったことに気づき、みんなでピー助の元へ行くことに。
ピー助と無事に再会したが、タイムマシンが壊れてしまい帰れなくなってしまった。
タイムマシンには空間移動と時間移動の機能を持っているのだが、空間移動機能が壊れてしまったため、のび太の家がある地点まで移動して時間移動しなければ帰れないとのことだ。
そのため、のび太たちはタケコプターを使ったり、ドラえもんの道具である「桃太郎印のきび団子」を使って恐竜の背中に乗ったりして日本列島ののび太の家まで向かうことに。
その途中、怪しい男たちが再び立ちはだかる。
彼らは恐竜ハンターという恐竜を殺したり捕まえたりしてお金を稼いでいる集団だった。
彼らがピー助を狙う理由とは「人に懐いている恐竜は珍しいから」とのことだった。
案外安直な理由だったが、まぁでも、人に懐く恐竜は高く売れそうではあるか。
ピー助を守るため、ハンターたちから逃げるのび太たち。
しかし逃げる途中に攻撃されてしまい、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんが捕らえられてしまった。
皆を助けに行くのび太とドラえもんは敵のアジトへと乗り込む。
ハンターたちが用意した恐竜に襲われそうになるも、その恐竜たちはのび太たちが桃太郎印のきび団子を食べていた恐竜たちだった。
恐竜たちと協力して無事ハンターたちを倒すことに成功した。
そこへタイムパトロールも合流してハンターたちは捕らえられてピー助を元いた場所まで送り、今度こそお別れをしたのであった。
総評
ドラえもん映画の記念すべき第1作目、そして「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」のオリジナル作品として初めて見たけど、やはり大まかな部分のストーリー、台詞だったりもこのオリジナル作品に寄せて2006年版は作られているのだなと実感できた。
私は、大山のぶ代ドラではなく、水田わさびドラの方が世代だとは思うのだが、大山のぶ代ドラが可愛くて仕方なかった。
なんかこう呂律が上手く回ってなかったり、抑揚ある演技が可愛さを引き出していたのかなと思う。(個人的な意見です)
とにかく、私が初めてドラえもんの映画を見たのが「のび太の恐竜2006」だったため、そのオリジナル作品を見られて良かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?