【朗読】私と小鳥と鈴と

今日は仕事と勉強の課題作成に追われた土曜日。

課題作成の時に、少し探しものが必要になり、昔のCDやらHDD、クラウドドライブをガサガサとあさりました。
その時に出てきた昔の本。
「金子みすゞ詩集」より、今日の1本です。

昔、師と仰いでいた方と一緒に名古屋でお芝居をしたときに
台本の中にこの詩がありました。
その頃の私は金子みすゞを知らず、この詩のこともまったく知らず
ただ、かわいい詩だなと思って読んだら、思いっきりダメ出し。

「きみの役は、上手に読んじゃだめなんだよ。
 もっと、不器用に・・・いっそ、一本調子くらいの感じで読んで。」

・・・えっと?

「もう、情感とか全く考えず、大きな声で元気よくね」

・・・そ、そうなの?

余計に「これは調べてはいけない詩だ・・・」と思い、公演が終わってから色々調べたのを覚えています。


あれから何十年も経って、どっちかというと不器用にしか読めなくなった私は、
ただただ、楽しんで読もうと(笑)。新たにココロに決めたのでした。

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