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【朗読】私と小鳥と鈴と
今日は仕事と勉強の課題作成に追われた土曜日。 課題作成の時に、少し探しものが必要になり、昔のCDやらHDD、クラウドドライブをガサガサとあさりました。 その時に出てきた昔の本。 「金子みすゞ詩集」より、今日の1本です。 昔、師と仰いでいた方と一緒に名古屋でお芝居をしたときに 台本の中にこの詩がありました。 その頃の私は金子みすゞを知らず、この詩のこともまったく知らず ただ、かわいい詩だなと思って読んだら、思いっきりダメ出し。 「きみの役は、上手に読んじゃだめなんだよ。 もっと、不器用に・・・いっそ、一本調子くらいの感じで読んで。」 ・・・えっと? 「もう、情感とか全く考えず、大きな声で元気よくね」 ・・・そ、そうなの? 余計に「これは調べてはいけない詩だ・・・」と思い、公演が終わってから色々調べたのを覚えています。 あれから何十年も経って、どっちかというと不器用にしか読めなくなった私は、 ただただ、楽しんで読もうと(笑)。新たにココロに決めたのでした。
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【朗読】夜
さてさて、2回めの朗読配信です。 ちょっと仕事も積み上がってきつつあるんですが、 逆にそのストレス発散に(笑)、今回も1つ、読んでみました。 あまり長い文章を読むのは自信がなく^^; 短くて、フリーの朗読を探して読んでいます。 「夜」は、一人暮らししていた夜を、ふと思い出します。 昼間は仕事やらなんやらで、いつも誰かと過ごすことが多かったけど 一人暮らししていた頃は、夜はいつも一人でした。 なんとなく、色んなことを考えたり、思ったりしているうちに 涙が止まらなくなる日もあったり どうしようもなく明るいところを探して外に出てみたり。 それこそ、いっそ消えてしまいたいと思って 夜に溶け込まないだろうかと、ふらふらと。。 でも、溶けるわけでもなく、逆に浮いてる(笑)。 なんだか懐かしいな〜と感じた文章でした。 今は、夜勤から外れている旦那さんがいて、犬たちがいて 一人の夜は、長く過ごしていません。 でも、小さな物語で、すっと一人の夜を思い出せる。 やっぱ、朗読いいな。 ココロがあったかくなりました。