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【地域取材】写真を撮る時に気をつけたいこと5選

私は先日、 初の地域取材へ行ってきました。向かった先は京都の先斗町(ぽんとちょう)。今回は、現地で取材写真を撮る時に気をつけたいこと5選をご紹介します。

1.  使えそうなものは全て撮る

「外国人観光客も多い、という文脈で使えるかも……」

絶対に使うかどうかはわからなくても、使えそうなものは全て撮る。撮らずに後悔するよりも、撮っておいて使わない方がベターかと思います。

実際に私は急遽、記事に石畳のエピソードを追加することになったので、念のため石畳の写真を撮っておいて正解だったなと。素材は多いのに越したことはないですね。

【私が先斗町で撮った写真】
・周辺環境
・地域全体の雰囲気
・看板やポスター
・観光名所
・地域のアイコン的なもの
  (先斗町の場合は千鳥)

2.  若干、引きで撮る

編集前。あえて余白は多めに撮影
編集後。角度、明るさ、余白など調整済

写真は構図が命。ということで、編集(トリミング)する時のことを考えて、あえて余裕を持って引き気味に撮るのがおすすめです。

なぜなら、後でもう少し余白が欲しいと思った時に、まわりを引き伸ばすのは至難の業だから。大は小を兼ねるではないですが、やはり最初は引きで撮って、編集時にズームしながら余白感や構図を調整する方が断然よいかと思います。

3.  地域のアイコンは何パターンか撮る

千鳥その1
千鳥その2
千鳥その3

先斗町には、そのアイコン的な存在である千鳥が至るところに。せっかくなので1ヶ所で撮って終わりではなく、数ヶ所で何パターンか撮ってベストなものを選びたいなあと。

ちなみに撮影機器は、iPhone 13 mini。屋外での撮影中は、光の反射で画面が見えにくいことが多々あります。改めて室内で写真を見返すと、良くも悪くも撮影時と色味などの印象が違って見えることも。「思っていたより微妙かも......」という残念な事態を防ぐためにも、選択肢は少しでも増やしておきたいですね。

4.  迷ったら寄りも引きも撮る

試行錯誤

この地域取材では、千鳥が描かれた石畳を撮るのが一番難しかったです。「千鳥1羽をドアップにするべきか、それとも千鳥が散らばっているのを強調するべきか。自分の足元が入っていた方が、石畳だということがわかりやすいかな......」と悩みつつ、寄りと引きで何枚か撮ってみました。

最悪、寄りの写真がなくても編集でなんとかなりますが、画像を引き伸ばすことによって少し画質が荒くなる可能性があるので、少しでも迷ったら念のため寄りの写真も撮っておいた方がよいかと思います。

5.  様々な角度から眺めて撮る

先斗町は一本道

この地図からもわかるように、先斗町は南北に伸びる通りです。私はまず四条通側から北上し、そして行き当たったところでまた同じ道を引き返しました。

1つの通りを往復することで、往路では見えていなかった看板やポスターに気がついたり、同じ場所でも「こちらからのアングルの方が映えるかも」と思うなど、また新たな発見が。時間の許す限り、様々な角度からその地域を眺めてみるのもよいかもしれません。

"迷ったら撮る"マインドを大切に

きっとプロのカメラマンなら、短い時間で効率よく良い写真が撮れるのだと思います。ただ、私はド素人。残念ながら今のところ、そこまでのスキルはありません。

だからこそ様々な場所や物を、様々なアングルで。私のように写真撮影に自信がない方は"迷ったら撮る"マインドで、大量に写真を撮りましょう!

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