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広告事例を集めてメモするnote (2022/06/20)

1日1つ色々な業界の広告事例を集めてメモをしていきます。
それぞれ妄想を交えつつ、自分なりに事例を分解もしていきます。

時間かけずにほいほい集めているのでその点あしからずで。

広告事例①:湯川専務シリーズ

■何の広告か?
株式会社セガの新商品「ドリームキャスト」のCM

■広告・表現のポイントは?
「セガなんてダッセーよな」という自虐が特徴的なCM
そして、その言葉にショックを受ける湯川専務というキャラクター

当時密かに言われていた(もしくは思われていた)セガに対する印象を認め、キャラクターを通してそれに立ち向かおうとする姿はついつい応援したくなる。CMの最後の「立つんだ湯川専務」というのも応援心を作り出す。

■アイデアの起点は(推測)?
セガに対する当時の印象をしっかりと認識し、それを変えるには?を考えた結果のアウトプットだと思う。
人を使った表現や実は思っていることのアウトプットなんかは秋元康さんらしいなとも感じた。

■法則名を付けるとしたら?
こちら側に巻き込みの法則

■顧客インサイトの推察
自虐CMに心惹かれ、そのまま最後まで見ると「頑張れ湯川専務」「頑張れセガ」と思ってしまう広告だと思った。
お客さんを自分たち側に巻き込んでしまっている。

広告事例②:wantedly「ビジネス界の遺物展」

遺物展

■何の広告か?
「はたらく」を面白くするビジネスSNSサービスwantedlyの駅ナカ広告

■広告・表現のポイントは?
新プロフィールのローンチを受け始動したプロジェクト「#つながり方改革」の企画の一環として掲出。サービスの必要性を現状の課題点をおもしろおかしく伝えている。

横長の広告スペースを「美術館」の展示スペース、今当たり前の光景を「遺物品」として捉えた発想が面白い。

■アイデアの起点は(推測)?
サービスを伝えるために、その背景や現代の本音を伝えよう。
それらはビジネス界における「遺物」ではないか?

■顧客インサイトの推察
どこか既視感のある「美術館」のイメージとそれが駅ナカにあるという”違和感”で目を止める。
中身を読んでみると自分たちに身近な「あるある」が記載されて納得。
広告自体の面白さと発想性からTwitterでの拡散。

遺物展2

広告事例③:株式会社明治『明治プロビオヨーグルトR-1』

墾田

■何の広告か?
株式会社明治『明治プロビオヨーグルトR-1』の広告
「強さを引き出す」ことを売りにしている商品で受験生をターゲットにしたコミュニケーション

■広告・表現のポイントは?
受験生のリアルな声を元にしたあるあるネタの広告

「数学で腹が立ったこと:移動する点P」「受験勉強で覚えた『語感の気持ちいい言葉』:墾田永年私財法」「四択で迷ったら:3は裏切らない」

■アイデアの起点は(推測)?
ブランドメッセージ:強さを引き出す
ターゲット:受験生とそれを応援したい人たち
受験シーズンにターゲットを応援するアイデアはキットカットを中心に有名

■顧客インサイトの推察
受験生がフッと笑えるような・気を抜けるようなアイデア。
R-1が健康に良いことは長年のコミュニケーションで認知されているため、
「受験前の体調管理にR-1いいじゃん」と思い出してもらえるきっかけになる

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