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【3分間読書】「本当の自分」がわかる心理学(シュテファニー・シュタール)

こんにちは、miiです。
本日より読んだ本の内容をnoteを通じてアウトプットしていきたいと思っています。

3分間(2,000文字前後)で本の内容と感想をまとめて、今後のアクションを共有していきます。

▼紹介する本
「本当の自分」がわかる心理学

▼一言紹介
見えなかった信念に気づき、日常から感情を観測することができる本

1. 読みたいと思ったきっかけ

「自分がやりたいことは何だろう」
「自分はどうしたいのだろう」

そんな漠然とした不安と葛藤があった時に本屋にて目が合ったのが本書である。過去にも心理学系の本や自己認識の本を自分で読んだり要約サイトにてまとまった情報を見たりしてきたが、著名な哲学者や精神科医の方が推薦している・世界で読まれているといった触れ込みに魅力を感じた。

元々考えていた内容とは本書は異なるが、発見の詰まった1冊であることは先に述べておく。

2. 本書の概要

この本には様々な前提が存在しその理解を促すことに大半を使っている。

▼前提の一部
・”子供時代の経験”が「今の自分」を生み出している
・年齢を重ねても「大人な自分」と「子供時代の自分」の2人が自分の中にいる
・誰の心にも(子供時代の自分の中に)傷付いている「影子」と陽気な「日向子」が存在する
・子供の頃の経験によって我々は理性よりもずっと強い「信念」を持ち、それを真実として考える。

上記前提を元に自分なりに本書について簡潔にまとめる。
人間は行動までに「信念→認識→感情→行動」のように変換する。

元となっている信念によって認識への「解釈」が異なるため、良い信念も悪い信念も認識し一度捉えることが重要である。
※例えば、「私は重要ではない」という信念を持っている人間であれば他者からの意見を「自己否定」と解釈し、行動(本書でいう防衛戦略(怒りや同調など))にうつしてしまう。

良い信念=日向子
悪い信念=影子

本書のレッスンを通じて私たちそれぞれに存在する彼らの性格を把握することで、人間関係や日常におけるすべての課題を解決する。
※影子を対処し日向子を積極的に出して行けば問題は解決し幸せになるという理論です(個人まとめ)

その上で本書の最後に「具体的な黄金戦略」が示されています。
黄金戦略とは、タイプ(信念や防衛戦略のパターン)ごとに意識すべき内容や行動についてまとめたものです。

▼例えば、完璧主義の人間の黄金戦略
意識:完璧でいることよりももっと有意義な「すべきこと」がたくさんある。その中で忘れてはならないのは「自分の人生を楽しむこと」
行動:エンジョイメント療法(気分が良くなることを実行し「楽しい」という気持ちを呼び起こす。そしてそのことに注意と五感を集中させる
▼個人的に心掛けたい黄金戦略
・自分の感情にあまり向き合わない人は自分の欲求にも向き合えない
・最も何か共感できる時は、自分自身の欲求が静まって気にならなくなった時。自分で自分を幸せにして余裕を持ってはじめて、他者に共感できる。
・自分のテーマ感情を知る
自分が最も想起しやすいテーマ感情は何かを考える。感情はある一定ラインを超えると抜け出せなくなるため、早い段階で感情に気づき自身をケアする必要がある
・本当の失敗とは機会を残すことであり、つまり「やってみないこと」「依存したままでいること」
・物事を先延ばしにするエネルギーは、一日24時間、週7日間必要になることもあるが、やり遂げるエネルギーはそれよりもずっと短時間で少ない量しか必要ない

3. 本の感想と今後のアクション

本書は生きていく上で知らなければ持つことができなかったであろう視点(信念や影子・日向子の話)を知ることができる本である。これにより、何か事象が起きた時に自分のせいではなく、幼少期によって作られた信念のせいと捉え、前向きに行動できるような気がする。

内容自体多く、細かいノウハウも多いため、しっかりと自分自身で内容をまとめて、アクションプランを考えることが重要な本であると考える。

▼具体的な2つのアクションプラン
・要所で立ち止まり「自分自身の今の感情」に目を向ける。自分の感情に向き合う。
・何か感情を動かすものを認識したときにそれに自分自身の信念による解釈が入ってしまっていないか、考え、行動する
▼SNS情報
-Twitter(@am_vmv)
https://twitter.com/am_vmv


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