インスピレーショナルな女性に憧れて
最近、尊敬するメリンダ・フレンチ・ゲイツのYouTubeチャンネル「Moments That Makes Us」にハマっている。
直近は、今年60歳を迎える彼女が、各年代の著名人たちをゲストに迎え、その年ならではの考えや想い、またそれまでの人生を振り返ったりしているのだが、どの回も示唆深い。
特に何度も見てしまうのが、名言が飛び交うオプラ・ウィンフリーとガイル・キングがゲストの回。
70代代表として呼ばれた彼女たちは、ケタケタと笑いながら、人生の教訓を連発する。
対談の中で、ゲスト二人の友情やメリンダが過去30年近く毎週ウォーキングに出かけるという3人の友達の存在が、いかに彼女たちを支え、人生をより意義深いものにしてくれたかを語っている。
ゲイルはオプラ本人が信じる以上に彼女の未来を信じ、メリンダの友人は人生の山も谷底も共に経験し、彼女にいつも包み隠さず意見をくれる、かけがえのない存在だという。
パートナーシップの方が話題に上がるし、重きを置かれがちだけれど、友情に基づいた人生というのも素敵だと思った。
もう一話、40代代表のリース・ウィザースプーンの回もたまらなく良かったので、紹介しておきたい。
彼女は、14歳のときから俳優として活動し、それから20年後、ハリウッドの作品に女性の目線から語られる物語が少ないことに疑問を持ち、事業をおこしてその改善に取り組んでいる。
メリンダも世界中で展開する自身の慈善活動を通じて、私たち一人ひとりの物語の大切さを痛感していて、リースの活動ががいかに価値あるものかを語っている。
「私たちはかけがえのない存在であり、生まれた時から欠けているものなんてない。私たちという存在も、私たちの物語も全て大切で価値がある。」
若い世代にはそう伝えていきたいと彼女は言う。
ドラマや映画、本に登場する女性が脇役ではなく主人公であること、また、その彼女たちが様々な性格や生い立ち、考えをもっていることによって、女性の生き方や「女性」という概念自体が、ますます多様化していくことだろう。
小さい時から好きな俳優の一人だったけれど、今回彼女の話を聞いて益々好きになった。
何気なくクリックした動画だったけれど、私が彼女たちの年齢になったとき、私の口からはどんな想いやストーリーが紡ぎ出されるのだろう、そんなふうに自分の人生に想いをはせる良い機会になった。
それにしてもなんて素敵な人生の先輩たちだろうか。いくつになっても、彼女たちのように、私も輝いていたいと思う。
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