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【子育て】3歳児の生意気で可愛い語録

こんばんは。育休中教員のmiiです。

我が家の長男は1歳半ごろから単語が出始め、2歳ごろから2語文。2歳半ごろから徐々に長い文章を話し始めました。
でも、最近3歳になった長男の話しぶりを見ると、まだ話し始めて1~2年とは思えないような成長ぶりです。

今日は、そんな長男の思わず笑ってしまう生意気で可愛い最近の口ぐせと、教員として私が1年生のクラスを担任していた時のエピソードを書きます。

3歳長男の生意気で可愛い語録

「ぼく、これ好きなのなんでか分かる?」
「今日ぼくが言いたいのは~、ユンキンソン!(多分でたらめの単語)
 これ分かる?わっかんないか~。」
→なんでか分かる?ブーム。笑

「もう~。違うし!」
「これはこっちでしょ!」
→私の影響が強い。言い方がきつくて反省。

「これは大きいからこうしてんだ、な!」
「電気ついてないから暗くなってるんだ、な!」
→~だ、な!ブーム。 そして理由を言いたいブーム。
 山下清か。(ツッコミが古すぎる‥‥)

「ゥワン、チュー、ツリー、フォーァ、ファイ、シッ、セベ、エイ、テン!」
→YouTubeの動画で覚えていた英数字。発音がちょっと本格的なのが面白い。 ナインはどこ?

最近、3歳長男の発言が面白くなってきて、キッチンカウンターにノートを開いておいて、長男の語録を書き残すようになりました。今まで全く育児記録を取っていなかったズボラが大進歩です。

今までは、『みてね』というアプリで写真や動画を共有するだけでした。でも、言葉や身体、社会性の発達で、これは残しておきたいと思うことや、「あ~!今の動画取り逃した~!」というようなことをA5ノートに書いています。
私が書いたノートを広げたままにしていると、仕事から帰宅後の夫がそれを見て笑っていたり、休みの日に夫が付け足したりするようになりました。

こうやって並べてみると、やはり一番一緒にいる私の影響が強い。
そして、次にテレビの影響。「私、そんな言葉使ってないけどな~」と思うものはテレビの影響なのでしょう。
子供の吸収力に驚き、恐ろしくなります。

1年生の担任、言葉の力を思い知る

教員2年目で、小学校1年生の担任をしていた時のことです。

授業のウォーミングアップで、みんなで縄跳びをした冬の体育の時間。
前跳びを誰が一番長く跳べるか競争することになりました。
次々と脱落者が出ます。
すると、まだ跳び続けていたクラスのやんちゃ君が
「もう、だめ~。出来ん~。跳べへん~。」
と言いながらも続けて跳んでいました。
すると、一人の男の子が、
出来ないっていうと出来ないねんで!出来るって言ったら出来るねんで!
と声を掛けました。

あ、この言葉なんか聞いたことあるな……
前にわたしが授業中に子どもたちにかけた言葉だ!
鉄棒や跳び箱で「出来ない」をやる前から言う子がいたので、
出来ないって言うと出来なくなるから、出来る出来るって言いながらやるんやで。自分に言い聞かせるんよ。
と伝えたことを思い出しました。
そして、「結構前にかけた言葉なのに心の中に残っていたんだな」と、驚きました。

最終的には、運動が得意な女の子がチャンピオンになったのですが、いつもはふざけながら止めてしまうやんちゃ君も大健闘でした。

このことから「言葉は心に残る」「言葉によって力が出る」という気づきが得られました。

2つの事例から考えたこと

子供たちの吸収力は素晴らしい。
が、同時に、近くにいる大人にとっては恐怖。

自分が使っている言葉が、子どもたちに受け継がれる。言葉が思考を形作ると考えると、悪い言葉は使えない。ということを、改めて体感しました。

来年度、幼稚園に入園する3歳の息子。
きっと私の知らない言葉をもっと覚えてくるでしょう。
私の知らないところで、私が持ってないような素敵な言葉をたくさん吸収してきてくれることを願っています。

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