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【子育て】これってうちの子だけ?これって普通?

こんばんは。育休中教員のmiiです。
3歳2か月の長男と、1歳9か月の次男を育てています。

子育てをしていると、夫婦で良くタイトルのような会話をします。
たとえばこのような場面 ↓

  • 寝かしつけの時、寝室を走り回る兄弟。布団には入らず、母のお腹にダイブする遊びを延々とする。(めっちゃ痛い)

  • 一日中ずーっと喋り続ける。

  • おもちゃの取り合いで5分に1回くらい喧嘩する。

  • 片方の子に「おもちゃ投げちゃだめだよ」という隣で、もう片方が「おもちゃを投げる」

「これって普通なん?みんなしてるん?」
「こんなもんなんじゃない?」
夫婦二人で話していても答えは出ません。

そして児童館に行ったときに、児童館の先生や知り合いのママに聞きます。
すると、
「そんなもんよ!みんなそうよ!」
「うちでもそうよ!まったく同じ!」
そう言葉をかけてもらった私は、「なーんだ、みんなやっぱりそうなんだ!普通のことなんやね!」と思ってちょっと安心します。

でも、「普通であることに安心する」というのは自分が親になってから、より多く感じるようになりました。


自分が思春期の頃は普通であることに不安を覚えるが、自分が親になると子どもの普通に安心する

出産後、何かの本で読んだ一節ですが、今になると「まさにそれ!」と膝を打つ内容になりました。
幼児の頃「私は何にでもなれる!」と無邪気に思っていた時代を過ぎ、自分の持つ能力に気付き始める小学校高学年あたり。「私は普通なのかもしれない。何でもなれるわけではない。」という、現実に気づき始めました。
「周りと比べて普通である自分」に不満を覚えながら、「いや、ココが人より優れている!」と思い直しながら、「いや、でも〇〇ちゃんよりは優れていない!」と思って将来が不安になることがありました。

でも、親になるとわが子が「とりあえず皆と同じ」であることにとても安心しています。人に聞いたりインターネットで知った情報通りだと安心し、そこから外れると心配になる。
思春期にも親はそう考える為、反抗期の子供と衝突するのでしょう。私の兄と弟は昔でいうところのワル、不良だったので、私の母は、
「なんで皆と同じように学校行ってちゃんと勉強せえへんのやろう?」
とよく言っていました。

ただ、「とりあえず皆と同じことに安心する」親である自分は、そう思っちゃったのだから仕方ないとして、それを子どもに求めてはいけないのだと思います。
親と子供は別人格。親の考え求める「普通」と子供の考える「普通」は違います。
また、そもそも子供は普通なんか求めていないのかもしれない。自分だけのきらりと光るモノを求めているのかもしれません。

夫婦で「これって普通なの?どうなの?」と会話するに留めておいて、子供には「ちゃんとして」「普通こうでしょ」と押し付けないように気を付けようと改めて考えました。(ただ、気を付けるだけで、ちょっとは口に出してしまいそうだけど)


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