【読書】子育てに活かせる、愛の伝え方~『愛を伝える5つの方法』を読んで
こんばんは。育休中教員のmiiです。
今日は、最近読んだ『愛を伝える5つの方法』ゲーリー・チャップマン著について書きます。
この本を読んだきっかけと概要
そもそも、わたしがこの本を知ったのは1年以上前、Voicyの尾石はるさんの放送でした。
この時は、夫婦間での愛情の伝え方として、相手に会った方法を使わなければ伝わりづらいですよ~という内容だったように思います。
その時にこの本『愛を伝える5つの方法』が紹介されていました。
人にはそれぞれが重視する愛の伝え方が5タイプあって、相手のタイプに合わせると伝わりやすく、逆に合ってない方法で伝えても相手は満足しないのだそうです。
本書では「ラブタンク」という言葉が使われています。愛を上手く伝えるとラブタンクが満たされます。ラブタンクを満たすための方法は主に5つに分類されます。
①肯定的な言葉
②クオリティ・タイム
③贈り物
④サービス行為
⑤身体的なタッチ
本書にはこれらの方法について、著者がカウンセリングしてきた夫婦の例がたくさん載っているので、具体的にどんな言動を求めているかをみて自分のタイプについて考えることが出来ます。
その時の私は、「へ~、私のタイプはどれだろう?夫のタイプはどれだろう?」くらいにしか感想が無く、それ以上には追及して考えていませんでした。
私がこの本を久しぶりに思い出したきっかけは、私の息子たち(4歳と2歳)の性格が、成長するにつれて違いが顕著になってきたことでした。
特に、私が2人の子どもたちに同じように愛情表現をしても、彼らの反応がまるで違っていたのです。
そこで、わたしはこの本を思い出し気付きました。
あ、彼らは愛の伝わり方が違うのだと。
我が家の息子たちの求める愛情
夜、寝かしつけをする時、
次男は、「お母さん大すっき、ちゅちゅっちゅ~♪」と自作の歌を歌いながらデレデレした顔でわたしに近づき、わたしの体中をべたべた触り、手をつないだり腕を組んだり。
そんなデレ方をされれば、さすがの私もデレデレした顔になり「次男ちゃん大すっき、ちゅちゅっちゅ~♪」と2人でハグして、お互いの顔を見合って「うふふふふ~v」とラブラブした時間を過ごします。
2人の間に明確な言葉は要りません。
ただただ、くっついていれば幸せ。
日中も、何かにつけては「かあさん、だっこ~」「かあさん手をつなご~」とスキンシップが多めの次男。
ただ、長男は全くタイプが違います。
私が次男としているように、長男にも、ハグしたり顔を見合わせたり手をつなごうとすると、顔は嬉しそうにしていますが、体は固まります。
そして、30秒くらいすると「離して」とクールに言います。
年齢的なものにも思えますが、彼はもっと小さな頃から、あまり長い時間べったりするのが好きではありませんでした。
その代わりに彼が日中良く言う言葉は、「かあさん、見て!」と「一緒にしよ!」です。
「ぼくが~するところ見てて!」「見て!できたよ、じゃじゃ~ん!」
とにかく見てほしい、注目してほしい。
「このかるた一緒にしよう!」「トランプ一緒にしよう!」
同じ遊びを、飽きずに何度も一緒にやりたがります。
(昨日はかるたを5回もしました。)
上の子でほったらかしになりがちな事を差し引いても、次男とはまるで言動が違います。
子育てに活かせる、愛の伝え方
この『愛を伝える5つの方法』の第13章は「子どもに愛を語ろう」というテーマで、5つのタイプ別にこどもたちがどんな愛情表現をしたり求めたりするかが書かれています。
そこに出てくる⑤スキンシップと②クオリティ・タイムの子どもたちは、まさしく次男と長男のそのまんまです。
したがって、子どもに接する時にはその子に対して特に有効な方法を用いると、愛が伝わりやすくラブタンクが満たされます。
耳が痛い…。
私はつい、新しいおもちゃ買ってあげた直後などは、買ってあげたおもちゃで遊んで~と放置しがちです。長男が求めているものは、新しいおもちゃで遊ぶことよりも、お母さんと一緒に飽きるまでかるたをすることなのかもしれません。
このように、彼らに同じように愛情を表現しても、受け取り方が違います。人によって愛情表現の受け取り方が違う、我が子の求める愛情表現がなにかを知ることは、子育てをしていく上での大きなヒントになると思いました。
それぞれに合った方法で愛情をたっぷり注いで行きたいと思います。
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