ラベンダーのかほり。
さて、
富良野でのお話に入ります。
北海道の旅も折り返し地点を迎えました。
旭川、美瑛、富良野となります。
この地域は、
北海道の中では、
私にとって馴染みのある土地です。
おそらく、
初めて来たのは小学生の時でしょうか。
家族で来た覚えがある。
満開の花たちに出会う
なんだか思い出すのは、
おばあちゃんの顔。
おばあちゃんはお花が大好きで、
実家のすぐ近くの祖父母の家は、
花がたくさん咲いています。
たくさんの花を教えてもらった。
小さい頃から好奇心が旺盛だった。
そして図鑑を見るのが大好きな私は、
小学生の夏休みによく早朝散歩をした。
時間をかけて。
道端の名も無いと思っていた花の名を、
一つひとつ教えてくれた。
あの頃からです。
花が可愛いと、
そして美しいと思えるようになったのは。
そして今、
満開のラベンダーのかほりを胸に抱くと、
あなたを思い出す。
おばあちゃん、大好き。
あなたの作る手料理と、
少し神経質だけど、お花を愛するやさしさが
私は大好き。
帰ったら、
お土産とお土産話を持っていくから、
美味しいご飯をお願いね。