同じ方向を見て歩く

2024年5月

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夜お子たちが寝た後に夫と話していると、お互いの考え方の違いが発覚した。夫と結婚してもうすぐ8年になる。基本的な生活やお金のことから子育てのこと、大まかな価値観や感覚が似ていて、これまで苦労することはほとんどなかった。今回とあることの価値観がまるで逆だったことに、私は驚き、なんだか涙まで出てきてしまった。どちらが間違っているというわけではなく、夫と私の間にこんなにも大きな考えの違いがあるということが衝撃だった。
夫はいつでも真っ直ぐに正しく、堅実だ。それがとても頼りになるし、たまに苦しい。でも知れて良かった。私たちはこれから先何十年も互いに寄り添い協力し合って生きていくので。夫婦であり、家族なので。

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ゴールデンウィークは二日連続でBBQの予定が入っていた。どちらもとても楽しく美味しく気持ちの良い気候でゴールデンウィークらしい二日間だった。しかしだ、とても疲れてしまい、回復するのにも二日かかってしまった。こういう時に歳を感じる。若い頃は一晩寝れば回復したのになぁ。あのエネルギーはもう取り戻せないのだろうか。今後二日連続のバーベキューに要注意。まぁあまりないことだが。

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友達とランチ。専業主婦の現在、生活の中で喋り続けるということがない。友達に会うと嬉しくてめちゃくちゃ喋ってしまい、声が枯れるという現象が起きる。そして人と話すということは、無意識に頭を使い、気も使っているため、疲れる。でも心はとてもとても元気になる。友達からしか貰えない元気が、確かにある。

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息子が5歳になった。息子がまだよちよちしている頃に、５歳のお子さんを育てる好きなフォロワーさんがいて、5歳ってとても大きく見えて、すごいな〜大きい子がいて立派なお母さんだな〜なんて思っていたら、いつの間にか自分も5歳の母親になっていた。5歳って手足も長くなってきて、大人びた言葉も発するし、もう完全に赤ちゃんとは呼べなくて、本格的な子供、という感じがする。かと思えば、昨夜寝る前に珍しく「トントンして…」と言ってきて、トントンしてあげるとすぐに眠った。なーんだまだまだ赤ちゃんなところ、あるじゃん、と少し嬉しくなった。
いまだに、自分が母親だという事実に改めて驚いてしまう時があるが、お子たちからすると絶対的にお母さんなんだよなぁ。子の成長の早さに驚いている場合ではない。一緒に成長していきたい。させてください。

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あることで、数日間とても悩んだ。眠れないくらい悩んだ。厳密に言えばそれは、数年前から違和感を覚えていたことだった。その悩みを夫に相談すると、わたしの甘い考えの部分をはっきりと真っ当に指摘してくれた。おかげで自分の答えが明確に出て、とてもすっきりとした。これで良かったのかは分からないが、どちらでもいいと思える程に、腑に落ちたので後悔はない。前述した、夫の正しさと堅実さに、今度はとても救われたのだ。

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早く社会に出たい、と専業主婦になって初めて思った。働きたいという気持ちはずっとあったが、また社会に出ることが怖かった。社会とは精神的にも体力的にもきついことがたくさんある場所だ。でもだからこそ得られるプラスのものが確かにあって。社会人の時に得ていたそれらが、私の中からどんどん失われている気がする。なんだか自分が薄くなっているような気が。

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いろんなことを感じた今月、私の人生まだまだこれからだ、なんて、CMのキャッチコピーみたいな、そんな感じ。(どんな感じ？)