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手帳に記す、2年間の命の使い方

たった24時間しか読めないエッセイがあります。それが、「さとゆみの今日もコレカラ」。私のライティングの師・さとゆみさんが毎朝7時に更新している文章です。

4月1日に更新された文章には、さとゆみさんの目標・計画の立て方が書かれていました。全部書き写してお伝えしたいくらいにガツンとくる文章と考え方。さすがに24時間限定の文章を晒すだなんて野暮なので……チラ見でお伝えするなら、こんな感じ。

・新しい目標を立てて計画するときは「あと、2年で死ぬとしたら」
・4月1日は、2年間、何に命を使うのかを計画する日

――このエッセイを読んだとき、私の頭に浮かんだのは、かつて書き留めた「余命1年リスト」。

そこに書いたときの気持ちと、今回の「2年」というスパンを照らし合わせてみたら……確かに、なんだかちょっと違う。

余命1年は「やり残したことをやる」色が濃い。
それに対して、「余命2年」となると、ちょっとしたチャレンジにも手を伸ばしたくなるのです。

エイプリルフール一辺倒(言い過ぎ……)だった4月1日も、最近はだいぶ「エイプリルドリーム」が謳われるように。そして今回のさとゆみさんの言葉にも背中を押され、私もこれから2年への思いを手帳に書き留めました。

手帳のフリーリストページに、目標と印刷したエッセイを。

――2年間揺らがない決意か?は、正直わからない。いつか聞いた発射角の話が頭をよぎります。

宇宙船が月から地球へ向かうとき。もし発射角が1度ずれたら、地球に到達する頃には、地球約5個分もずれるんですって。

じゃぁ、間違いのない正解を手にしてから動き出さないと、とんでもないことになるのでは?――いや、だって「2年後に死ぬ」んだよ?「私のやりたいこと探し」だなんて、悠長なことしていられない。

大丈夫、私が今いる地球は陸続き。ぐるりと遠回りしたって、本当の目的地を見つけたらその瞬間にくるりと向きを変えて歩き出せるはずだ。

熟考しているその姿は、結局「やらない組」。「やってみる組」で過ごす自分の方が、2年後きっと後悔しないから。

まずはここに書いたベクトルで、今日から動き出します。残り、729日!

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