海外に住む日本人のこれからの時代
今日はスーパーにトイレットペーパーがあった。
そんな小さなことで、ああ日常が戻ってきてるな。って安心する。
コロナはこんな小さな田舎町にも入ってきているらしい。でも、街の人たちがパニックしてトイレットペーパーを買わなくなっただけでもうれしい。
しかし、トイレットペーパーは戻ってきたのに、お米が戻ってこない。
パニック買いでお米が一時的にお米が消えたと思っていたが、なんと、干ばつによるコメ不足・・
スーパーのマネージャーさんに聞いても、「注文は入れてるんだけど、入ってこない。」とのこと。
・・米が主食の我が家はどうしたらいいんじゃ。
と、まあ嘆いても仕方がない。あるものをありがたく食べましょう。
まだお米はあるので、それを大事に大事に。今までお米3合を炊いてたけど、お米2合、大麦1合で炊いていただいています。雑穀米。いいですね~。
私は、今、重ね煮の船越先生のオンラインの講座を受けている。先生が、「昔の日本人は大麦をいっぱい食べていたんだ。それが食べなくなったのが原因(#何の原因だったかな)だ。」っておっしゃっていた。私はご先祖様たちのほうが断然直観力もよかったし、賢く、知識もあったと思っているので、昔の人が日常的に食べていたものを取り入れるようにしている。船越先生がそうおっしゃって、すぐに3ぶつき玄米に棚にあった大麦を大匙2ほど入れて炊くようにした。
そして、スーパーからお米が消え、さらにはそれは干ばつによるコメ不足と知って、大匙2から、1合に変えた。子供たちも問題なく食べている。
船越先生曰く、大麦には最も優秀な食物繊維βグルカンがたくさん入っているんだそう。
βグルカンは「糖質の吸収を抑える」「血液中のコレステロールを低下させる」「おなかの調子を整える」の3つの効果が今のところ認められているらしい。大麦の食物繊維は、玄米に比べると3.2倍、白米に比べると20倍だそうだ。(#資料:大塚製薬)
と言うことで我が家でも大麦を食べている。
前々から薄々気づいていた。私はどうやら、オーストラリアの墓に入るらしい。
と言うことは、誇りある日本人の国籍は放棄はせずとも、やはりここに根付いて生きていかなければならない。いつか親が人生を全うすれば、姉弟は日本にいれど、今ほど日本の産物を送ってもらうこともできなくなるだろう。
となれば、選択肢は2つで、
1、日本に銀行口座を作り、日本でお金を作れる仕組みを作り、そのお金でオンラインでものを買い、海外郵送サービスか何かを使って、手に入れる。
2、日本のものはあきらめて、こちらで手に入るもので賄う。
実は、1の選択肢を考えていないでもない。ただ、今のご時世、日本に住民票をなくして、銀行口座を作ることは大変に難しいだろう。何かいい手はないものか。
そんなこんなで前からなんとなく考えていた、日本からの支給品が受け取れなくなるかもしれない未来は、今回のコロナで現実化した。
母が、パニック買いならぬ、パニック海外発送をときだ。急にラインが来たかと思えば、「テレビで、海外にものが送れなくなってるって言ってるから、急いで明日荷物を送ります。」との事。
次の日、「送ったよ~。味噌、醤油、酒とかいっぱい入れといたからね!」との連絡。ありがたい。
しかし、いつもは1週間かからず届く荷物は一向に届かず、2・3日前母からラインで、「荷物がこちらに戻ってくるって郵便局から連絡がありました。」(+悲しみのスタンプ)との悲しいお知らせ。
母は結構ショックを受けていたが、私は荷物よりも送料は戻ってくるのか?のほうが気になった。(#2週間後に戻ってくるらしい)
今回のことは一時的なことだが、予行練習と言ってもいいかもしれない。
幸いオーストラリアは資源国で、食べ物には困らない。工夫次第でどうにでもなる。日本のお餅や海藻類が手軽に食べられないのはたいそう不便だが、元を返せば、それを選んだのは私だ。どうにかするさ。
今日は庭でピクニックランチ。
頂いたサポートは全額、我が子の全寮制高校の寮代および学費に使われます。ド田舎に住む子供たちの応援お願いいたします。