秋山美歩

秋山美歩 / 紙造形作家 富士川切り絵の森美術館常設展示 砺波市美術館個展「秋山美歩 …

秋山美歩

秋山美歩 / 紙造形作家 富士川切り絵の森美術館常設展示 砺波市美術館個展「秋山美歩 紙の動物園」 医療系大学で芸術学を教えています。小学生男子2児の母。 www.akiyamamiho.com

最近の記事

休校措置とこどもの運動

こんにちは。 久しぶりの更新となってしまいました。 新型コロナウィルスの影響で、小学生の子供たちの学校は休みとなり、また、教室の延期、ワークショップの中止になどGWにかけての仕事にまで影響が出始めています。 子供たちの習い事も全面的に休止中。運動系も文化系も全部です。 そのせいか、普段習い事に忙しい上級生と公園で一緒に遊べたりと、子供たちにとっては、辛いことばかりでは無いようです。 3月に入り突然始まった休校措置。 4月に無事に学校が始まるかどうか、親子ともに最大の関心事で

    • さし絵の中のぼく

      数年前、さだまさしさんが自身の子供時代についてこんなお話をされていました。 『小学1年生の時、ぼくは「人が5人並んでいて、右から2番目の男の子は、左から何番目ですか?」という「ならびかた」の問題がどうしてもできなかった。正解は4番目だよね。学校で何度教えても正解できないというので、先生が家に連絡してきた。心配した母親がよくよく話を聞いてみると、ぼくは頭の中で、教科書の挿絵にある「右から2番目の男の子」になって左右の友だちと手をつないで、教科書を見ている人と向き合っていると想

      • 色を蓄えるという視点

        ここ数年で作品の色使いを褒められることが多くなりました。 子どものころは、クレヨンや色鉛筆の茶色だけが早くなくなる子どもでした(茶色の犬を飼っていたから)。絵の具はパレットの中で混ぜすぎてどす黒くなって塗りたい色が作れない。均一に塗るのもすごく苦手。まっすぐな線を引くとか、同じ形にカッターで何かを切り分けるとかそういった作業が不器用でできないし、性格的にせっかちでとても雑です。 図録を作ったり、まれに取材をお受けした時に、 「どうして色画用紙で作品を作るのですか?」 とい

        • はじめに

          こんにちは。造形作家の秋山美歩です。 紙の動物たちの展示や講演、指導を行っています。 小学生男子2児の母。 ○プロフィール 秋山美歩 1982年生まれ 紙造形作家 大阪教育大学大学院教育学研究科修了 在学中より百貨店や商業施設でのディスプレイを中心に作家活動を開始。 2019年 砺波市美術館「秋山美歩 紙の動物園」は5万9千人が来場。

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