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将来「なに」になりたいかなんてわからない


将来「なに」に、どんな風になりたいんですか?
そう言われると、よくわからず
不安になる。
音楽家?作詞家?その日暮らし?
しあわせになること?しあわせってなんなのだ

自分がやりたいこと、そんなの本当は
無いような気がしてくる。
ただ死ぬまでに、ここにいていい理由を探してるような気持ちになる。

うーんうん。大切なこと、
本当に大切なこと。
うなりながら考えてわかったことがある。
本当に大切なことは
たぶん何になりたいかじゃない。
職業とか未来のビジョンとか、
なにがしたいのか、とか
そんなんじゃない。

どんな人になりたいか、が大切なんだと
私は思うのだ。

こんな人になりたくはない。そういうのは、浮かぶ。
こんな人になりたい。も少しだけ浮かぶ。
有名人のあの人みたいに、アニメのあの子みたいに。

私は泣いてる人を守れるような人になりたい。
すごいおこがましいな。と思う。
お節介だと思う。でも、なりたい。

それと同時に無理だ。とも思う。
そんなに守れる人なんてたくさんいない。

だからせめて、目の前で泣いてる人を守りたいと思う。

守るっていうのは、
やさしい言葉でガードすることじゃない。
お前は大丈夫だって背中を押すことだと思っている。
おんがくが、私にそうしてきてくれたように。

自信があれば、私たちはなんにでもなれる。
小さい頃そうだったみたいに。

でも、本当は
どうやって守っていいかわからない人もたくさんいる。

目の前にいる人が泣いてたら助けに行きたいけど、
そんなわかりやすく泣いてくれる人なんていない。
みんなこころの中で泣いてるから、わかんない。


私が全力で泣いたら君も泣いてくれるかもしれない。
私が本当の私でいたら本当の君を教えてくれるかもしれない。

だから、私は私でいる。
私でいようと、ふんばっている。

なんで、泣いてる人を守れる自分でいたいのか。
それはよくわからん。

たぶんそれでいい。


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