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自分のことが嫌いだった



自分のことが嫌いだった。
自分の弱さに負けてしまう自分が嫌だった。
すぐに逃げてしまったり、
「どうせ私なんか…」と言い訳ばかりして怠けてしまう自分が大嫌いだった。

そんな時に気がついた。
本当は「私は自分のことが大好きなんだ」と。


失敗して落ち込んだ時、悔しかった時も、
「本当はもっとやれるはずだ。」と思っていたし
「みんなにガッカリされちゃったかな」と他人からの評価をとても気にした。

こんなに自己嫌悪になっちゃうのは、自分のことが好きだからだ。
自分が自分に一番期待をしているから。
思うようにできない自分が嫌になるんだ。
好きと嫌いは表裏一体だと思う。
好きと同じ分だけ嫌いがある。
好きだからこそ、嫌いになる。

自分のこと「好き」って言うのはナルシストみたいで恥ずかしいけど、
でも本当に好きなんだから、
私達は「好き」と言っちゃっていいと思う。
みんな自分のことが好きだから嫌いになるんだから。

だから「アイラヴミー」と大声で叫びたい。

大好きで大嫌いな自分。
いつか、
「好きなところも嫌いなところも全部ひっくるめて私でいいじゃん!」と言いたい。
どんな自分も、心から愛せるようになりたくて、
本当の意味でアイラヴミーになれるように。
そんな「おんがく」を鳴らしたくて
このバンドを組んだのだ。

「アイラヴミー」
私達は今、都内で活動する3人組バンドだ。

自分のことが大好きで、大嫌いで。
そんな自分を心から愛したい。
そんなバンドだ。

自分が自分でいられる場所、
安心してそのまんまの自分でいられる居場所を作りたい。

好きなものを好きって言いたい。
わからないことはわからないって言いたい。
嫌だと思うことは嫌だって断りたい。
他人の目なんか気にしないでもっと自分のために生きたい。
誰かの正解じゃなくて自分だけの答えを出していきたい。

「強い自分も、弱い自分も両方自分だよね」って笑いたい。

そうやって「自分」を自分としてちゃんと生きていきたいのだ。
せっかく自分として生まれたんだから。
人生一回しか無いんだから。
自分として楽しく生きたい。

だからアイラヴミーという「おんがく」をやっている。
本当の意味でアイラヴミーになれるように。
アイラヴミーが伝染していくように。
胸を張ってうたいたい。鳴らしたい。叫びたい。


そしたら、なんだか
人生がもっと楽しくて温かくなる予感がするのだ。

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