キャリアの価値は "なに" で決まるのか
今日のテーマはキャリアの価値についてです。
今後のキャリア戦略について考える上で、参考になれば嬉しいです。
さて、いきなり本題です。
1)専門性
2)年収
3)役職
4)経歴:学歴、転職回数など
5)職種:求人数>対象者数の職種
… いくつか挙げられると思います。
どれも間違いではないです。でも、私の考え方は少し違います。
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話はエージェント時代にさかのぼります。
成功報酬は年収の30-35%
職種によっては100%以上の成功報酬が売上になる事業です。
自然な流れとも言えますが、年収が高い人、決まりやすい人がメインターゲットになります。それ以外の人は優先順位が下げられ、登録希望しても面談にたどり着けないことも少なくありません。
私はずっと違和感を感じていました。
年収が高くても転用しにくいキャリアの場合、転職が難しいケースがあります。そのため、辞めたくても辞められない…という人をたくさん見てきました。
一生いられる保証がある会社なんて、今や、どこにも存在しないのに。
ライフステージの変化により、働き方を変えることを選択するのはいまだ女性が多いです。時短になると給与が下がります。
年収で測られるなんて、なんかおかしい。
「こんなエージェントがあったらいいな」を全て詰め込んだのが、2020年5月に立ち上げたスタートアップ専門エージェントApplyです。
年収によって成功報酬額が上下しないよう成功報酬は固定です。
転職回数や学歴など外的要因ではなく、その人の「これまで」と「これから」にフォーカスを当てたエージェントです。
(サービス詳細についてはこちら)
これまで私自身、ライフステージの変化によって、色んなものを取捨選択してきました。1社目から2社目で年収は1/3まで落ちました。
でも、エージェントで営業/キャリアコンサルタント/マネジメントをしていた頃より、キャリアの価値は確実にあがっていると感じています。
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キャリア価値を図る重要な指標の1つは
「掴めるキャリアの可能性の大きさ」だと考えています。
1つのキャリアで勝負をかけて勝てる人はレアです。
その周辺のキャリア軸を合格点をとるまで伸ばすこと。選択と見せ方を間違えなければ、キャリア軸は複数ある方が掴めるチャンスは広がります。
今までの経験を整理して、どこを伸ばせば or 何にトライすればキャリア可能性が最大化するのかを考えてみましょう。
「どのようなキャリアを進むのがいいのか?」を常に考え続けることで、目の前にあるチャンスに気づき、選択することができるようになります。
今の会社に留まるしかない…という気持ちで在籍するよりも、他にも選択肢が掴める前提で今の会社に留まるチョイスをしているという方がはるかに健全です。
一時期、"就職"から"就社"に揺り戻しがおきていました。
会社の都合の良いようにジョブローテーションして、その会社でしか通用しないキャリアにするのではなく、どこでも通用するようなキャリアを形成するには?という視点で考えるべき時がきていると思います。
働く人も同じです。
今の会社にいる前提でキャリアを考えるのではなく、「市場の中の自分」について考える必要があります。何かあった時に慌てて後悔しないように。
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