見出し画像

あきらめていた夢が簡単に叶う時代がきました

あきらめていたことができてしまう時代が来たようです。

私は絵を眺めるのが好きです。描くことも子どもの頃は好きでしたが、思った通りに描く画力がないと気づき、絵の道を選ぶことはありませんでした。

また、ファッションも好き。とくに社交ダンスを始めてからは衣装のドレスを思う通りに作りたいと思っていましたが、デザインももっと最悪なのは洋裁がからきしで、出来合いのモノを買うかイメージを伝えて作ってもらうしかありませんでした。

でも、もしやと思いChatGPTで色やスタイル、こだわりたい部分の詳細を入力してデザイン画をつくって、といったら!


copyrighted by Miho Kuriu

こんなドレスができちゃいました。

もうこのまま作って着たいクオリティ!

つまり、画力がないけど絵をもっているイメージ通りに描きたい人や、知識がなくてもデザインしてみたい人は、いままではあきらめていたけれどそれがAIの力を借りればできてしまうということ。

さっきChatGPT君に確認したら家の間取りや設計図も書けちゃうとのこと。この設計で建てて、ってできちゃう日も遠くない。

逆にいうと、こうしたクリエイティブな職業についていた人たちの仕事はどれも価値づけが難しくなるということ。

AIの作品はこれまで世に出た作品のデータを集積したものなので、完全なオリジナルではありません。でも人が作る作品だって結局、その人が学んできた歴代のアーティストたちのなにがしかを受け継いでいるはずで、どこまでがオリジナルといえるのか曖昧です。

AIによって失われる職業や価値がある一方で、あきらめていたことをできるようになる喜びがある。デザインのイメージする才能がある人はただそこだけを発揮して形にできるようになったのです。

すると、今まではデザイン料が高かったアパレル界でも、パターンを起こしたり縫製ができる人の地位がもっと上がるかもしれない。

これって本当にすごいこと。

絵はかけないけれどマンガを描きたい人とか、設定のアイデアはあるけれど文章がかけない小説家とか。そういう存在が当たり前に出ることでしょう。全人類がアーティストというのが比喩的な意味でなく実際に現実となります。

ものの価値がきっとひっくり返る気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?