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なぜか行ってしまうところには才能がある

好きでもないのになぜかそっちに行ってしまう、なぜか頼まれる、なぜかずっと気になる。

こういうものってほぼ100%、才能があることです。

英語コーチングを受けてくださる方には、受けるかどうか決める前に英語との現在地を診断するセッションを受けていただくのですが、そこでも、英語苦手なのにずっと気になって、学校卒業してからもなんだかんだ手を出しては挫折してきました、という方がよくいらっしゃいます。

お話を聞いていくと、英語っていうのは表層の現象でしかなくて、そのもっと奥、英語が象徴するものだったり、英語をつかうことでできることだったり、日本語と英語の違いの部分についてだったり、そういうところに才能だったり、果たせる使命だったり、大切な価値観だったりがあります。

先日、自分と再会するセッションに来てくださったかたは、情報弱者や現状を知らないで商材を買っている人、それでうまく行っていない人が、本来進むべき方向や得るべき技術を磨いて、自信をもって仕事につくサポートをしたいという目標をもっていらっしゃいました。

さて、この人の「欲」はなんだろうな、と思いながら掘り下げていきました。

ご自身が昔、つきたい業界の情報を得るのに困った経験、学校でできないやつ扱いされた経験、そういうのがあるから、本当はだれにでも能力や才能はあるということを自覚し、自信をもってほしい。だからその仕事をしたい。

このあたりから、語る言葉にエネルギーがこもっていきます。なぜその仕事をしたいのか、それが他人の幸せを理由にしている段階ではまだそれは本人のスイッチとしては弱いのです。

美しいけれど、浅い。ビジョンなので必要なのですが、自分のことを知るにはこれではまだ入り口なのです。

でも自分の過去の経験につながると自分ごとのエネルギーになるので少し強くなります。

さらに質問を繰り返し、お話ししてくれる言葉を掘り下げ、出てきたのがロジカルと感覚の翻訳。

この方は本来は感覚派でアーティストタイプ。でもずっと昔から数学苦手なのに数学が気になっていました。

数字じゃなくてロジックがずっと気になっていたのです。

学校時代のできる人、できない人も実は、できる人=ロジカル、できない人=感覚という区別を当時はまだわからず、できるできないで振り分けていたのです。

そして今されている仕事の中の一番楽しいところは、実は難しい箇所の説明を分かりやすくできたとき。

講座をされる方なのですが、講座全体でなく難しい箇所をうまく説明できると達成感があるとのこと。

そう、ロジカルな部分を感覚派にわかるように説明する。これがこの方が自然に苦労せずについやってしまうし、楽しいところだったのです。

気づけば頼まれる仕事も評判のよい仕事も、感覚派の人にロジカルなことを教える仕事。もう自然とそこに才能が発揮されてしまっていたのです。でも本人はここに自分の核があるとは気づきにくい。

この楽しさがこの方の行動の理由、働く理由です。だからここさえ押さえれば、今の情報業界にとどまらず人間関係やパートナーシップ、教育なども範疇になってしまう。

この自分にとっての花の蜜が分かると、誰しも顔が輝きます。それまで、自分の楽しいだけではいけない、お客のベネフィットを考えないといけないって思ってたけれど、自分のおいしいことを食べまくればそれがお客のベネフィットに直結するってわかるから。

そしてこの部分がわかると、道がないと思っていた世界が可能性だらけになり人生が楽しくなっちゃうのです。

6月4日開始のセルフコーチング24日間トレーニングのお知らせ。なんとここに自分と再会するセッションがついています。めっちゃお得です。



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