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ビジネスに絶対に必要だけれど、つい避けてしまうもの

イ.ビジネスを成り立たせるのに必要なもの。
商品
売る場所
買い手

ロ.ビジネスを成功させるのに必要なもの。
商品への絶対の信頼・愛
顧客からの信頼
顧客へのオープンマインド
コミットメント

イ.さえあれば売れると思いきや、それだけではなかなか思うようにビジネスはいきません。

だってビジネスっていうのはお客様とのいわばエネルギー交換なわけで、そこに心が動くことがなければ人は買うという行動や継続するという行動に至らないからです。

感動とともに商品と売りてのことを知り、信頼と期待にワクワクしながら買い、そしてその商品が想定以上にもたらしてくれるものを味わって幸せを感じる。すると売りてへの信頼と好感が高まり、次も買いたいとなるから。

買うってつまり、好きの表現で、売るってつまり、あなたと繋がりたい、あなたを幸せにしたいの表現なんだと思うのです。

なので、↑のロ.がぜったいに必要なのです。

好きなものへの「好き」の爆発が商品への絶対の信頼と愛で、これが見えない人の商品を買おうと思う人はあまりいません。名の通っている会社や有名人なら、その会社のものだからで買ってもらえるけれど、個人で仕事をする人の場合これがぼんやりしていると、売り手が発信できないし、潜在顧客も信頼できない。

顧客からの信頼は必須。この人にお金を払って求めるものが得られるだろうか、という不安があれば人はお財布を開きませんよね。逆に商品の質は今一つわからないけれどこの人が売るものだから、っていうことで買ってもらえる。むしろ、同じものを買うのなら信頼しているこの人から買いたい、ということになります。

顧客へのオープンマインドというのは、どれだけの人に対しウェルカムであるかどうかです。よく知っている人とだけつながりたい、と思っている人は広く顧客が集まるということは発生しません。自分のところに来てくれる人はみんな大好き、という人のところにはその開いたドアの広さの分だけ人が集まります。

そこは広いのがよくて狭いのがいいということではなく、自分が来てほしい規模でドアが開いているということが必要です。そして、ドアを開くというのは、打算ではありません。そこも大事。自分を信頼し、自分を選んできてくれる人に愛を返す覚悟をしているということ。それがオープンマインド。

だからこそ、自分の規模間が大切なのです。狭くをのぞんでいるのに開きすぎれば、キャパ以上の人や好きになれない人も来てしまいます。その人たちにオープンになろうとすると犠牲感が生まれます。それはそれで苦しくなるので、心地よく愛を発揮できる自分なりのキャパでオープンになる、そのへん自分の心に寄り添うことがとっても大切。

そして最後のコミットメント。

これは自分との約束です。

お客さまを全力で幸せにするとか。
信頼を裏切らないとか。
怖くてもオープンマインドを貫くとか。
商品への愛を伝えるとか。

ひよりたくなっても、腰が引けても、やりぬくという決意です。

前クールのドラマに『最高の教師 一年後私は生徒に〇された』というものがありました。この主人公の松岡茉優さん演じる高校教師のキメ台詞が「そのためならなんでもやります」でした。まさにコミットメントの言葉。

このコミットメントの強さがそのほかの全部を形にしたものの結果の確度を決めます。それ以外のすべてをどんなにやっても、自分との約束が弱ければずるずると形になりきらずに終わります。

自分と約束するのが一番怖いことと言えるかもしれません。他の人はあんがい、その人が言っていたことなんて忘れるものです。でも自分は絶対に忘れません。

オープンマインドになる、っていうのは何がオープンマインドでどれぐらいするつもりだったのかなんて、周りからは計り知れません。でも自分は知っています。だから、約束するのが怖い。果たせなかったら必ずバレるから。

そしてそれによって一番怖いのは自分からの信頼を失うこと。

逆に、自分との約束はそれほどに強い効力を発揮するということです。一番裏切りたくない人、自分との約束をすることは、やりきるという底辺の力になるからです。

これからビジネスをしようとしている人、今なんだかとまってしまっている人は、今日あげたどこかに注ぐエネルギーが少なくなっているのかもしれません。あるいは、コミットすることを避けているのかも。

わたしも自分との約束をする局面にいまあります。けっこう怖いです。逃げたくなります。逃げれば、約束しなければ、達成できなくても傷つかないから。でもそれをしているといつまでたっても望むものを形にできない。

愛を発揮することは怖い。でも発揮したいのです。だから怖くてもする。コミットメントしていきます。



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