脱炭素時代の環境政策 ~ ゼロカーボンシティに向けて ~私と環境政策と政治~ 進捗編 part①
〇1:この記事でお伝えしたいこと
市民団体の方々からの強い要望を受け、建築出身の近藤みほは、何を優先すべき政策と考えるかを真剣に検討し、建物の省エネルギー化を推進することを決断いたしました。調査の結果を元に、議会で提案した結果、行政も積極的に動き出し、地元の工務店の協力のもと、高断熱・高気密環境を体験できる断熱ワークショップを開始することが決定されました。
このワークショップはこの政策を進める第一歩になります。
ここでは、皆様のご支援をお願いするためのワークショップの主旨や皆様から頂くご質問に対する回答を記載します。引き続き、皆様の温かいご協力を賜りたく、心よりお願い申し上げます。
〇2:肝心な資金集めはクラウドファンディング!?
しかし、肝心な資金集めはクラウドファンディングです!私自身も「なぜ、税金で行わないのか?」という疑問を抱いていましたが、6月議会が終わる頃に進捗を確認したところ、たったの12万円しか集まっていないことが判明しました💦。そのため、私、近藤みほも駅などでクラウドファンディングの説明・質問対応を行うことにしました。
駅で説明・質問を対応することによって、住民の方々にこの事業の目的を詳細に伝え、今後の政策をより良くするヒントを得ることができます。
有意義な政治活動にもなると考えました。
クラウドファンディングは「こちら」。
ぜひともご支援いただけますと幸いです。
これは公民連携事業を推進する議員として、(1)~(3)、特に(6)住民に政策意見を集めるパブリックコメントを担うのは議員の仕事であると考え、行動する に対応する行動です。
〇3:頂いた質問への応答
Q1.今回なんでクラウドファンディングなんでしょうか?学校でのエアコン効率を上げる工事なら流山市の予算でやるのが普通なのでは?
A.(近藤の見解)
「熱中症が発生してしまうのでエアコンを導入しよう」という政策は分かりやすく、合意形成が通りやすいのですが、以下の論点では、皆様から頂いた税金を使うことへのご理解をいただくことが難しい現実があります。
エアコンが効きにくい教室があるので、その問題を改善したい
エアコンが効きにくいと、エアコンの出力を上げる必要がありますが、それによってより多くの電気代がかかることが予想されます。エネルギー高騰の影響を受けて電気代が増えることを考えると、使わなくてはいけない税金が増える可能性があります。
今後のエネルギー高騰に向けた体質改善の第一歩を踏みたい。
そこで、断熱化した教室とそうでない場所を比較できる場所を作り、遮熱効果を実感・評価できる場所を創設しようという試みがこの断熱ワークショップになります。この取り組みは、子どもたちの環境教育にも貢献し、一石二鳥の効果が期待されます。この試みについては、地元の工務店が主導して実施する予定です。
私は元々議会で、民生・業務部門の脱炭素化に向けて、一般住宅の高断熱・高気密住宅の推進を提案しました。流山市は住宅都市であり、民生・業務部門の脱炭素化に向けた政策が大きな課題でした。この政策を推進するにあたり、市内の工務店にヒアリングした際に得た課題は、流山市で住宅を建てる場合には高価格になるため、住民から+αの予算を捻出しにくいということでした。したがって、市民への啓発が必要ということを議会で訴えました。
公共施設の改修として必要なのであれば、市から予算を取得すればよかったのでは?クラウドファンディングは、拙速な方法ではなかったか?という疑問も正直に感じるところではありますが、今回は市の職員が頑張ってくれたこと、そして環境政策推進においては、机上の空論ではなく、市民の行動が重要であると考えています。
私は、このクラウドファンディングを通じて、みんなでこの取り組みに賛同・協力する機運を盛り上げることも重要だと判断しました。地元の商工業者と共に流山市が持続的な発展を遂げることは重要であり、市が広報ながれやま経由で協力依頼を発信した際、いち早く声を上げてくださった工務店の方々には感謝しております。
市としては工務店主体で取り組まれるため、この方法は妥当であるという見解でしたが、私(議員として事業を評価する)の立場からは上記の回答になります。
とにかく、住宅都市である流山市が脱炭素化を推進していくためには、市民や事業者の方々に口だけではないご賛同・ご協力をいただき、高断熱高気密化の動きを加速させたいという考えです。
Q2.なぜ流山北小なんですか?
A. 断熱化している教室としていない教室を比較するための条件が該当したからだそうです。酷暑条件が生じやすい最上階に連続して2つの教室があることで、適切な比較が実施できる最適な環境として、流山北小学校が採用されたようです。
近藤みほとしては、駅での活動を通じていただいたご意見から、エアコンが効かないために直接エアコンがあたってしまい、寒い思いをしている子どもたちがいることを知りました。高断熱高気密化を行うことで、少ないエネルギーでエアコンが効くようになり、効きムラを抑えることができると考えられます。
既存の校舎の改修を検討する際に、こうした条件をクリアすることが、子どもたちのより良い教育環境を整えるための重要な要素となると思います。
Q3.断熱ワークショップに流山北小学校以外の家族も参加できるのしょうか?
参加可能です。「こちら」の断熱ワークショップにご参加いただけます(5,000円)を選択ください。
Q4. 流山北小学校の保護者はこの存在を知らないのでは?
学校経由でアナウンスはあったようです。周知活動を私も含めて頑張っておりますが、中々伝わらない現実がありますので、ぜひとも口コミなどでご協力いただけますと幸いです。
Q5.なぜ断熱ワークショップを実施するのですか?
Q6.クラウドファンディングで集めた資金を使ってどのような工事を行いますか?
質問が増えてきましたら、また追加いたします。