「都心から一番近い森のまち」を市・市民総力で維持したい~私と緑化政策と政治(近藤みほ)~
皆さまこんにちは、近藤みほです。
昨年からはじめた、新しいカタチの活動報告キャンペーン「私と◯◯と政治」。
今回は、まちの中に緑を増やしていきたい。大木は保存したほうが良いと強い想いを持たれ、継続的に私に声を上げて下さった伊藤さんに、流山だからこそ推進すべき都市緑化政策のポイントを書いて頂きました。
この記事でお伝えしたいこと
・みほさんは、共に足を動かし走りながら考え、人をつないで導くところがすごい。
・流山のみどりはいい住環境である一方で、危機的状況でもある。
・みどりを守るには、市民が参加できる方法を多様化すべき。
・ニューヨーク市の街路樹管理方法がすごい!
私と流山のみどりと近藤みほさん
流山のみどりに魅かれて転入し、一市民として流山のみどりを将来的にも魅力あるよう守りたいと話すと、ウェブ会議やってみたら?と、後押ししてくださったところから、当方が主宰させていただいているSocialGreenProjectsinNAGAREYAMA(こちらまたはこちら)の活動は始まりました。
その後も、近藤みほさんは、流山の街歩きはもちろん、横浜やつくばといった遠出の視察にも同行くださり、共にみどりを守る方法について深堀りしながら、時に人をつないでくださったり、つたない一市民の活動を見守ってきてくださいました。
みほさんがすごいところの一つは、ご自身でも「議員はタウンマネジャー」とおっしゃっているように、人と人をつなげて社会課題解決に向かうところ、私たち市民が生活するリアルな場で共に動きながら考えて、前進(時に突進も?!いい意味で!)されるパワーではないかと思います。
これからの流山の都市緑化政策について
居住地としてTX沿線が必須条件だった私ですが、近隣の柏の葉などではなく流山を選んだ1番の理由は、「都会田舎(トカイナカ)」な風景(=都心近郊の駅近でありつつもみどり豊かで、自然発生的な雰囲気を感じさせる有機的な風景)があることです。ボトムアップの力が感じられるので自分にも関わる余地がありそうだという期待感もありました。
鉄道の敷設や宅地開発の時期、また地形的要因等で、流山には農地や里山(森)、斜面緑地が多く残っていたという素地もあり、素晴らしいことに「都心から一番近い森のまち」は実現しました。
しかしながら、今、流山では都市化によりみどりは確実に減っています。民有地の大木・農地・里山等、既存のみどりの減少は、量的にも質的にもインパクトがあります。街路樹や宅地の新たなみどりの創出はもちろん、都市の中で既存のみどりも残し、これからも流山のウリである「都心から一番近い森のまち」を市・市民総力で維持したいものです。
どうすればできるのか(市民目線)
1. 流山のみどりの量・質の減少について危機感を感じ、自分の住環境を構成する要素として自分ゴトにみどりを守りたいと思うこと。
2. 守りたい人が、自分のできる方法で、みどりを守る活動に参加すること。
3. みどりを守るための関わり方に多くの選択肢ができること。
(市には、宅地・公園緑地・街路・農地等横断的にみどりを捉え、具体的数値目標と予算を持ってあらゆる手段で引き続き守っていただきたいところです。)
どうすればできるのか(具体アイデア例。)
多くの選択肢という意味では、既に様々な主体による多様な素晴らしい活動がありますが、他に何ができるか、アイデア出ししてみます。
① 里山を守る市民活動団体・場を増やす
みほさんも精力的に活動されている里山ボランティア流山のような団体が流山にはまだ少ししかありません。宅地開発が先行して危機感を先に感じたお隣の松戸市は20年以上前から里山保護活動が継続しており、今ではボランティア活動の場が18か所もあり、かつ、それらを横に繋ぐネットワークまであります。もちろん、流山でもこれまで諸先輩方が尽力されてきて今の環境がありますが、環境保護活動についてまだまだ発展の余地があり、手つかずで宅地化の危機にある面的緑地が多くあるのは確かです。都市的環境に住みながら、もっと里山に触れたいという声もあるので、需要と供給のマッチングが進むとよいのですが…。
② 街路樹管理のIT化と市民協働
ニューヨークは街路樹管理がIT化されており、街路樹1本ずつでも、総数でも、樹種やサイズ他、街路樹によるCO2吸収総量等の生態学的データが一目でわかり、またそれらが公開されています。データ作成は、NGO Trees New Yorkがサポートしており、参加した市民の街路樹への愛着も生まれています。流山で日本初の街路樹MAPができるのならば、同じく市民サポートをしていきたいですし、各自にお気に入りの街路樹ができたら素敵ですね。
参考:https://chizaizukan.com/property/484/
出展:https://tree-map.nycgovparks.org/tree-map
近藤みほからのお願い
なみさん、ありがとうございます。なみさんも緑を景観に活かす専門性を持った方で、政策提言の視点が大変参考になります。
「あなたと、一緒に創る」
この選挙期間を期に、まちを一緒に創る、お知り合い・つながりができることを楽しみにしております。ぜひ私の活動ボランティアに参加いただけますと嬉しいです。
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【読み放題・見放題】近藤みほのせきらら活動報告
私は議員=タウンマネージャーでありたいという目標をもって以下のポリシーで活動していますが、日々様々な葛藤もあります。 <ポリシー> ①自…
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