見出し画像

大切なことに大切な時間を。タイムオーディットの勧め

エグゼクティブコーチングでは時間管理に関するトピックが出てくることがあります。


みなさんお忙しい中、どうしたら時間を有効に使えるのか関心が高いからでしょう。



「タイムログ」という言葉があります。

自分がどのように時間を使ったのか記録していくこと、のことです。

記録を通じて思っているのとは違う配分で時間を使っているとわかることもあります。

この「タイムログ」は、これまで時間の使い方を意識していなかった方にはおすすめの方法です。



経営者でありリーダーである皆さまは、すでに時間の使い方についてそれなりに高い意識をお持ちです。



そんな皆さまにおすすめなのが「タイムオーディット」です。


オーディット(Audit)は日本語で「監査」です。


つまり、守るべき基準が守られているかどうか、証拠を集めて検査するということ。

「タイムオーディット」は、大事だと認識していることや、注力したいと考えていることにそれなりの時間をかけているか?

実際にそれらにかけた時間を測って検査することを意味します。



例えば
「部下の育成に力を入れたい」と思っているならば
部下の育成につながる活動を月に何時間を行なっているのか?

「会社の将来について考えたい」と言いながら
会議では常に今年の話だけになっていないか?


大事にしたい価値観
そして
それを体現する行動にかける時間

そのバランスが取れているか検査してみませんか?


時間をかければいいという話ではないですが
大事なのに時間をかけていなければそれはそれで不整合です。



このタイムオーディットは、仕事の時間だけでなく
人生にとっても有効です。


家族が大切なのに家族との時間が少なすぎたり

私も当てはまるのですが、、、健康第一と言いながら体をケアする時間がなかったり


自分にとって大事なことにそれなりの時間をかけているか、検証してみるプロセスです。


8月は休暇も多い季節です。
少し立ち止まって、あなたの大切なことに時間を費やしているか
「タイムオーディット」してみませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?