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見えているもの

ここ最近見たもの。

雪山

山頂からの雲海と夕陽

熊の横顔

原稿用紙

ふふふ。

なぞなぞみたいですが、ここ最近というのはだいたい6月からの事です。

雪山 →フランスのアニメ映画「神々の山嶺」を鑑賞。

山頂からの雲海と夕陽 →屋久島の黒味岳に登って屋久島では初めてテント泊したので見れたもの。

熊の横顔 →つい先日星野道夫さんの写真展行った。

原稿用紙 →これも星野道夫展で生原稿が展示してあった。

屋久島へ行くようになってから再開した登山。

あまりに寒くなってくると、ちょっと春になるまで待とう。となる。そもそも現場まで車で行く事にしてるため、雪山は雪の峠を車で行かねばならぬ事が多く、むしろそれが怖い。

春になって新緑を貪るごとく山に行ったけど、6月屋久島と八丈島の山に登ってからは千葉に戻ってきて有り得ない暑さに、涼しくなってきてから行こう。って無理はしないお年頃になりました。

自然界の怖さ、素晴らしさ、そんなものを吸収しようとしてるらしい。前からなんだろうけど、このところ特に。

何かを探ろうとすると、私はそこに行き着く。

自分を探ろうとしてもすぐに迷宮入りだし、政治や社会に関心を持つと悪い癖で頭が沸騰してしまう。

ちょっと離れて自分の今やりたい事に意識を向けると、探したいものはいつも自然界の中にある。

そしてそこに絡んだ表現も見てみたくなる。

映画や小説や写真展、美術館や、テレビ番組でもなんでも、そんなものをアンテナにして見る。

どうしても自分の目線も呼吸もマスクしてゴーグルしてるくらいの小さな小さな口元、目元だけの世界になりがち。

SNSをやってると特にそうなってしまいがちである。

星野道夫さんのアラスカの写真や文章が高校生の時から好きで、あの頃は星野さんは生きていた。

アラスカに行きたすぎてその後アラスカを旅した時も星野さんは生きていたな。

ほとんど何にもしないでゴムボートに乗って川を流されていて、夕方になるとボートを中洲に上げて、流木を拾って焚き火する。

焚き火を眺めながら遠くでフクロウが鳴いている声を聞いて、そして寝る。

というのをひたすら3ヶ月。

今、本も携帯も持たずに原野で3ヶ月自分がいられるか分からない。

写真と共に紹介されている星野さんの文書が胸にせまる。

ホワイトバッファローの伝説はネイティブアメリカンに伝わる物語だが、自分がこれを今回年末のコンサートで五曲にしてアニメーションとコラボ作品にするにあたり、四曲目の「四つ足と羽ばたくものたちの願い」を見直している。

星野さんの撮った熊の横顔を見ながら、星野さんの文章に触れていると、この曲の事を、そしてホワイトバッファローの伝説のことを思った。

星野さんも文章にしているように、大自然は自分と関係ない遠くの世界のことではなく、そこに自分自身も内包されているものだということに行き当たる。

ホワイトバッファローの伝説もまた、自分と自分に繋がる全ての存在という表現がある。

悠久の時間がわたしにも流れている。

自然の大きさは一つ一つ砂粒一つの小さな力が毎秒毎秒、積み重ねられて大きな滝も、大きな渓谷も山もできている。

わたしもまた、そのような積み重ねの途中にある存在。

人間社会の中で育つうちにいつのまにか、自分のものにしてしまう、自信のなさ。

でも自分の中に大きな自然がある事を知れば、それは本当に些細な事だとわかる。

そしてそれはやはり大きな自然の中で圧倒された時に感じるものでもある。

私たちが大自然に圧倒されるのは、悠久の時の流れを感じるからなのだろう。、そしてその積み重ねは自分の身体に心にもたしかにあると思うから、自分もまた同じ存在だと思うからこそ、心が解き放たれて涙するのだろう。

自分とはこの連なりの中にあるものだと。

思い出す。

そして何度でも何度でも思い出したいからまた旅に出る。

旅に出れない時は、それを詩っているものを探す。

馬頭琴の力をかりて、それを詩(うた)に。

そして歌に。

かなでるということはその恋文のようなものかもしれない。

時には会いたくても会えない。

時には出会えてる時の喜び。

失った悲しみ。

それが人であれ、自然であれ、なんであれ。

12月23日(金)

18:30開場

19:00開演

美浜文化ホールメインホール

ホワイトバッファローの伝説を二部でアニメーションとコラボしてお届けします。

美浜文化ホールはわたしが一番最初にこの作品を初演したホールでもあり、自分が美炎として活動を始めた時にからお世話になっている縁のあるホールです。

駅は千葉市の京葉線の検見川浜駅より歩いて来れます。

東京駅からだと33分という近さです。

黒を基調とした多目的ホールなので、まず映像が映えます。

どんな風に仕上がるか、私もワクワクしています。

アニメーション作画の米本久美子さんとは今もイメージを伝えあって、絶賛製作中。

ホワイトバッファローの音楽もアレンジを見直しながら、同時進行で製作中です。

私と会う機会のある方は、チケットを直接やり取りもできますのでその方が良い方はご相談ください。

チラシ欲しい方もご一報ください。

ポスターも素敵なの用意していますので、貼ってもいいよー。という方は連絡ください。

よろしくお願いします。




チケット発売中!
秋は南房総市でもやります。
以下、秋と年末のコンサート情報詳細です。
■2022年10月22日(土)
☘️とみうら元気倶楽部さざなみホール☘️
13:30開場
14:00開演
馬頭琴 美炎
キーボード 清瀬祥吾
ドラムパーカッション 前田仁
要予約2500円
※本公演でのアニメーション投影は一曲のみとなります。
千葉県南房総市富浦町原岡88番地2
■2022年12月23日(金)
☘️美浜文化ホールメインホール☘️
18:30開場
19:00開演
馬頭琴 美炎
ピアノキーボード 清瀬祥吾
ドラムパーカッション 前田仁
スペシャルゲスト登場予定
アニメーション作画 米本久美子
アニメーションデザイン製作 中島すみれ
ichikiro
一部馬頭琴コンサート
二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説
前売り4500円
当日5000円
学生3500円
未就学児の入場はご遠慮ください。
千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2
🌿10/22さざなみホール🌿
🎫チケット予約
info@miho-batokin.com
070-1274-2688(西郷)
🌿12/23美浜文化ホール🌿
チケット購入方法
🎫e+チケット
■購入ページURL

https://eplus.jp/sf/detail/3682010001-P0030001


🎫美浜文化ホール
電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)
窓口10:00~18:00(第3月曜休)
美浜文化ホール
■購入ページURL
http://chiba-aw.jp/mihama

コンサートに関するお問い合わせ
info@miho-batokin.com
070-1274-2688(西郷)






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