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日本100名城のひとつ、赤穂城跡で打ちのめされた

9月末、赤穂城跡へ行った。

夫がお城が好きで、子ども達もお城が好きになり、
チャンスを見つけては日本100名城を巡っている。
『日本100名城に行こう』というスタンプ帳がついた本があり、
スタンプを集めているのだ。
赤穂城跡はわが家にとって25個目のお城だ

二の丸庭園と本丸御殿の跡

有名な時代劇「忠臣蔵」の舞台の一つでもある。
天守閣はなく、天守台が残っているのみだ。
手入れの行き届いた、二の丸庭園が見事だった。

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本丸御殿の跡は実物大の間取りが復元されていた。

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打ちのめされた言葉

いちばん印象に残ったのは、発掘状況の展示だった。
「100年先に残すための発掘」という言葉に打ちのめされた気がした。

いつも私は1週間先しか見えていない。
よくて1か月先だ。
仕事が1年契約なので、それ以上先のことを考える機会が少ない。
プライベートで、子どもたちが〇年後には大学を卒業するかなと考える程度だ。

100年先まで見据えた事業ということに、悠大すぎて、言葉が出なかった。
すぐにnoteに投稿しようとしたが、できなかった。

1か月後に気づいたこと

約1か月あたためて、そうだ私の仕事は高校生たちに情報科の知識と技術を伝え、次世代につなぐことだと気づいた。
さらにまた、生徒たちが大きくなって、次の世代につないでいくことで100年先につながる。

生徒たちにリレーのバトンを渡す感覚だ。

日々の雑事に追われていると、目の前のことしか見えなくなるが
歴史を感じられる場所を訪れて、昔のことだけでなく未来のことを考えるきっかけになった。

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