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ハイテックハイ大学院進学を決断するまでにつながった点と点

こんにちは。
今日は私がハイテックハイの大学院留学を決めた道のりついてです。


1つ目の点

私は関東学院六浦高校のGLEクラスを立ち上げる教員グループの統轄をしています。「ゼロからクラスを創るなんて大変ね」とよく言われますが、それ以上に真っ白いキャンバスに教員チームで色を加えていく感じが本当に楽しかったです。「2021年にクラスをスタートさせる!」という絶対的な目標があったからこそ、毎日楽しみながら走り抜けていました。

キャンバスに3割の余白を残して1期生を迎え入れ、「ここからはあなたたちが、この絵を完成させる番だよ。」と、(こんな格好いい言葉では言っていませんが)伝えました。すると、自分が放った言葉が自分の耳にそのまま返ってきた瞬間、「自分の役目は終わった。」と、ズシンと心にきました。ここからだ!という時に、こんな風に感じた自分に、自分自身驚いたことを今でも覚えています。

しかし、始まってみると、もっとアレをやりたい!コレをやりたい!が湧き出てきて、その感情はいつしか奥にしまいこまれました。

でも、今思い返せば、自分軸探しはここから始まっていたのだと思います。

2つ目の点

次に強く感じたのはそれからおよそ1年半後。2期生の生徒の留学がきっかけです。デンマークに留学を決めた生徒がフォルケホイスコーレという特徴のある学校に留学することにしました。
(フォルケホイスコーレについてよくまとまっている記事はこちらから)

その生徒が目をキラキラしながら、「私、行きたい留学先見つけました!先生、ココ絶対好きです!」と、言って見せてくれました。自分が全く知らない世界に引き込まれ、まるで自分が留学に行くかのように、フォルケホイスコーレのことを調べていました。すごくワクワクした感覚を今でも覚えています。トビタテ!に挑戦していたので、思考整理のために彼女とたくさんのことを語り合う時間がとても楽しかったです。

3つ目の点

時期を同じくして、1期生が少しずつ進路に向かって具体的に歩みを開始していきました。必死に自分軸探しをしている姿は本当にキラキラしていました。進路実現のために一緒に伴走していた時に、ふと「こんなに生徒がキラキラしているのに、自分はキラキラしているのか?」という疑問が湧き出てきました。

この2つの出来事のタイミングが重なったことで、加速度的に奥にしまい込んでいた、自分軸探しが始まりました。

そして…

そもそも、「自分はこのまま教員を続けたいのか。」から、問い直し始めました。なかなか答えがないなか、夫と飲みに行ったときに、モヤモヤを話してみました。目標を失ってしまって、何に向かって歩んでいるのか正直分からない、と。その時に夫に言われた言葉が

    「なぜ、国内にしか目を向けていないの?」

でした。
2ヶ月後、ハイテックハイ教育大学院に相談をしていました。

お願い!

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