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明日も生きるために

些細なことでひどく落ち込んでしまう時がある。

今日はまさにそんな日で、住んでいるシェアハウスのゴミ当番にも関わらず、「キッチンのゴミ箱からゴミががあふれてたよ」と連絡をもらったところから崩れていった。

ゴミ回収は明日。普段は月曜夜に家じゅうのゴミをまとめ、外に出しておく。日曜日のお昼ごろ「結構溜まってるな」とは思った。けれど「新しいゴミ袋にするのももったいないかも?」と思ってそのままにしておいたらこの結果だ。

ごめん、と送ると、「キッチンはまとめて出しておいたから、ほかの場所はやってね」と返事が来た。いや、月曜夜にやるつもりだったのに……さぼったわけじゃないのに……そんなことを考えていたら落ち込み始め、誰とも話せなくなっていった。

わかってる。些細なことすぎるのはわかってる。けれど一番仲のいい友人に「死にたい」と送るくらいにはへこんでいた(友人からは「なんのこっちゃ」とたいそう軽い返事が返ってきた)。

どよーんと気持ちが落ち始めたところでふと、「これじゃだめだ」とポジティブな私がストップをかけ始めた。勝手に落ちてても周りは気づかない。いっそのこと、「今へこんでいる」と言ってみた方がいい。そんな衝動に駆られて会社の人に話してみたら、「そんな日もありますよね、わかります」なんて言ってもらえてちょっと心が軽くなった。打合せの後には、元気になるようにと甘いカスタードクリームの入ったたい焼きを買ってきてくれて、今度は結構泣きそうになった。

明日もまた、生きていたいです。

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