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前年比を重視して。過去の自分と比較したい

去年と比べてどのくらい上達しているか、測る術を模索中だ。

日中は編集者として文章に関わっている。特に自社のサイトは多言語に翻訳されることが前提のため、本当に基本的な「シンプルでわかりやすい文章」を追求している。

「この言葉、ちゃんと翻訳されるだろうか」「海外の人に、この単語って伝わるだろうか」など考えながら記事を書くので、意味があいまいなものはもちろん書かないし、感覚に頼らず、常に読者を想定しながら書くようにもなった。

平日夜や休日は、ライターとして文章に関わっている。特にinquireからいただいている案件は、わかりやすさに加えて、深い思考やインプットの量が大事になっている記事が多く、店舗取材記事とはまた違った筋肉が鍛えられて万年筋肉痛状態だ。

「これでどうだ…!」と出した記事が真っ赤になって返ってくるので、これで最後の仕事になったらどうしよう…と心配になることがほとんど。けれどいつも面白そうなトピックを提案してくれるので、やります!と言って走り出しては筋肉痛になり、真っ赤な原稿につまづきそうになりながら、なんとか走りを止めずにいられている。

さらに毎日noteも1年続け、2年前から考えれば書く量は格段に増えている。

ただし、執筆を始めたその日から、上達を図るものさしを置き忘れてきてしまった。世に出ている原稿は、丁寧に編集を入れてもらってきれいになった記事。毎日noteは「記事」というより「日記」に近い。お金をもらって書く原稿に対して、自分がどの程度上達しているのか図る術がない。

「初稿の原稿、残しておいてないの?」と、相談をした友達から返事がきてはたと気が付いた。googleドキュメントで原稿提出すると、修正はすべて反映するので元の文章が無くなってしまうのだ。複業を始めた最初の記事で、一体私はどんな初稿を出したのだろう。

どこがどう変わったか、修正をもらった時だけじゃなくて何度も見返せるように、初稿は今後残しておこう。綺麗に出来上がった記事を見返すよりも、過去の初稿に対して今ならどんな赤入れができるか、定期的にチェックしてみたほうが、自分が変化した形跡が見れていいかもしれない。

なかなか変化に気づけず、常に苦行状態になってしまうから。周りと比べてではなくて、過去の自分と比較して「書けるようになったじゃん!」と言える工夫が必要なのかもしれない。

自分の成長を知る方法、オススメあったら知りたいです。


去年の毎日note


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